福井市の「E&Cギャラリー」（福井市問屋町3）で2月7日、美術展「ORIGIN －はじまりの鼓動－」が始まった。フランス語で「生（き）の芸術」を意味する「アール・ブリュット」の展覧会で、作家5人の平面・立体作品計約60点を展示。福井大文京キャンパス（文京3）で開講中の「アートマスター キュレーション講座」受講者5人が企画した。受講生の一人で、同大2年生の加藤七海さん（写真）は「子どものころ描いた絵のように、描き手の内面にある『表現の根源』がそのまま表れた作品ばかり。生の芸術のインパクトを感じてもらえれば」と呼び掛ける。開催時間は12時～19時（金曜は21時まで）。火曜・水曜定休。入場無料。今月28日まで。関連イベントとして28日14時から、「ボーダレス・アートミュージアム NO-MA」（滋賀県近江八幡市）学芸員と、同講座受講生によるトークイベントを予定する。