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あわらでご当地ヒーローイベント開催へ 亡き仲間のともしび消さぬステージに

ポスターを手に撮影に応じる古代竜士フクイザー

ポスターを手に撮影に応じる古代竜士フクイザー

 福井のご当地ヒーローを運営する団体が現在、9月21日開催のヒーローイベントに向け準備を進めている。

会場の「アフレア」。北陸新幹線の駅に隣接する施設で、同プロジェクトは交通アクセスの良さを利点に挙げる

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 タイトルは「HEROES REIGNITE FUKUI(ヒーローズ・リイグナイト・フクイ)2026」で、福井県内外で福井のご当地ヒーロー「古代竜士フクイザー」のショーを企画運営する「北陸ヒーロープロジェクト」が企画した。全国各地のご当地ヒーローが出演するイベントで、芦原温泉駅隣接の複合施設「アフレア」内ホールで初開催する。

 北海道から沖縄までの21都道府県から45団体、約70人のヒーローや悪役の出演を予定する。福井からは、福井ゆかりの恐竜「フクイラプトル」をモチーフにした「古代竜士フクイザー」、あわら温泉と白亜紀に生息していた肉食恐竜「ギガノトサウルス」を掛け合わせたダークヒーロー「源泉鬼竜フロダーク」らが登場する。

 プロジェクトリーダーの松井淳史さんによると、イベントの準備が始まったのは5月下旬。団体発足を呼びかけた元お笑い芸人で、当時がん闘病中だった「マサ越前」さんを支えようと、マサさんの誕生月である9月にイベントを開催することを考えたという。

 「病気が見つかり活動休止の話も出たが、フクイザーの名前が少しずつ知られてきた中で、マサさんを含めメンバーから『ここでやめると忘れられてしまう』という声が上がった。イベント当日の現場リハーサルの様子をビデオチャットでつなぐたび、『現場に出たい』とも口にしていたので、『誕生日公演』の意味も込めてイベントを企画した」と振り返る。

 病床のマサさんを励まそうと、松井さんは越前がにをモチーフにした新しい悪役キャラクターのアイデアを出し合ったり、テーマソングの作詞を依頼したりするなど、クリエーティブな挑戦を投げかけ続けた。しかし、7月中旬、マサさんは帰らぬ人となった。

 松井さんは「マサさんの命のともしびをもう一度点火させたいという思いで企画したイベントだったが、その願いはかなわなかった。ヒーローとは、強い人ではなく勇気を持って挑戦し続ける人であり、その姿は誰かに勇気や元気を与えると思っている。会場いっぱいの笑顔を全国へ、そして天国のマサさんに届けることができれば」と意気込む。

 イベントは10時開演。入場無料。