福井市中心部で4月1日・2日、参加型イベント「ふくい桜まつり ロゲイニング」が行われる。

昨秋、同部メンバーやその家族でロゲイニングイベントを試行。今春の開催に向け課題を洗い出した

　3月25日に開幕する「第38回 ふくい桜まつり」関連イベントとして、福井の若手経営者らでつくる福井商工会議所青年部が企画した。同部が2020年度に制作した福井の観光アプリ活用事業の一環で、ファミリーなど5人までのチーム単位で参加を募る。

　ロゲイニングは、地図、コンパス、モバイル機器などを使って指定のチェックポイントを巡るスポーツ。参加者は制限時間内にできるだけ多くのポイントを回るとともに、各ポイントで課されるミッションに取り組むなどしてより多くの点数獲得を目指す。

　イベントは、同部メンバーでボクサーパンツ店「ラーナニーニャ」（中央1）店主の宮田由紀恵さんが発案し、メンバーへのプレゼンテーションを経て実現にこぎ着けた。宮田さんによると、新型コロナの影響などでアプリ利用者が伸び悩み、アプリへの思い入れや、店のある中心市街地への思いなどが重なりプレゼンに至ったという。

　開催に当たり福井駅西エリアから足羽（あすわ）山周辺にかけチェックポイント30カ所を設け、イベント当日に発表する。宮田さんは「春の福井を感じてもらえるようサクラの絡んだ場所を選び、チームの結束が高まるようなミッションも盛り込んだ。歩くことで見えてくるまちの魅力もあり、ロゲイニングを機に地元への関心をより高めてもらえば」と呼びかける。

　ロゲイニングの起点は福井市中央公園（大手3）で、制限時間は2時間。参加にはスマートフォンやタブレット端末などのモバイル機器が必要で、動きやすい服装での参加を勧める。得点上位のチームには賞品を進呈する。

　各日13時30分開始。参加費は1チーム2,000円。定員は各日25組。専用フォームで申し込みを受け付ける。