株式会社フィッシュパス(本社:福井県坂井市、代表取締役:西村 成弘)は、網走海区漁業調整委員会指示に基づく「秋さけ船釣りライセンス制」において、2026年度より「FISH PASS(フィッシュパス)」の運用を開始しましたので、お知らせいたします。
本取り組みでは、従来のライセンス制度にデジタル技術を導入することで、ライセンス管理の効率化や遊漁者の利便性向上に加え、位置情報を活用した安全管理や漁業とのトラブル防止など、持続可能な遊漁環境の構築を目指します。

■背景と課題
北海道 オホーツク東部海域では、秋さけを対象とした船釣りが盛んに行われています。
一方、遊漁者の増加に伴い、漁場・漁港内でのトラブル、漁具被害などが課題となっています。
こうした背景から、網走・斜里海域では2022年より、遊漁と漁業との調整を図るとともに、遊漁秩序や釣り人のマナー確立を目的として「秋さけ船釣りライセンス制」が導入されています。
対象となる海域では、一定期間の秋さけ船釣りを原則禁止した上で、網走海区漁業調整委員会が発行するライセンスを取得した者が使用する船舶に限り、指定された期間・海域で秋さけ船釣りを行うことができます。
これまでライセンス制度を運用する中で、適正なライセンス管理に加え、遊漁者へのルール周知や現場での確認、漁業者と遊漁者とのトラブル防止、安全管理など、制度をより効率的かつ実効性の高いものとして運用していくことが求められていました。
■「FISH PASS」を活用したデジタル化
2026年度から、株式会社フィッシュパスが提供する「FISH PASS」を活用し、秋さけ船釣りライセンスにおける監視業務の効率化や、漁具設置エリアへの侵入防止に向けた取り組みを進めています。
本取り組みでは、スマートフォンの位置情報を活用し、管理者が遊漁者の位置をデジタル上で把握できる仕組みを導入。これにより、広い海域における監視業務の効率化を図ります。
また、遊漁者に対しては、漁業者が漁具を設置しているエリアをスマートフォン上で分かりやすく表示することで、漁具設置エリアへの誤侵入やトラブル防止につなげます。
FISH PASSの活用により、遊漁者にとっては「ルールに沿った安全な遊漁」を、管理者にとっては「漁具設置エリアへの侵入防止と監視業務の効率化」を実現し、双方にとってより安全で分かりやすい遊漁環境の構築を目指します。
■今後の展望
フィッシュパスでは、実際の運用を通じて得られる管理者や遊漁者からの意見をもとに、位置情報の取得・表示方法や、漁具設置エリアへの接近・侵入を知らせる機能など、より安全で使いやすい仕組みへの改善を進めてまいります。
今後も、遊漁者・管理者(行政)それぞれにとって分かりやすく、安全かつ持続可能な遊漁環境の構築に取り組むとともに、本取り組みで得られた知見を活かし、全国の海域における遊漁管理への展開を進めてまいります。
■秋さけ船釣りライセンス制について
オホーツク東部海域では、遊漁と漁業との調整を図るとともに、遊漁秩序や釣り人等のマナー確立を目的として、「秋さけ船釣りライセンス制」が実施されています。
2026年度は、8月25日から10月31日までの期間、対象海域における秋さけ船釣りを原則禁止し、そのうち網走・斜里海域では、網走海区漁業調整委員会が発行するライセンスを取得した者が使用する船舶に乗船する場合に限り、9月1日から9月30日まで秋さけ船釣りを行うことができます。
制度の詳細については、網走海区漁業調整委員会事務局のWebサイトをご確認ください。
秋さけ船釣りライセンス制について(網走・斜里海域)
https://www.okhotsk.pref.hokkaido.lg.jp/ss/sis/salmon_licence.html
■株式会社フィッシュパスについて
FISH PASSは、スマートフォンやパソコンから遊漁券を購入できるオンライン遊漁券サービスです。釣り人は釣り場へ向かう前や現地から遊漁券を購入でき、アプリ上で遊漁券を証明できます。漁協にとっては、遊漁券販売や監視業務の効率化につながり、内水面漁業のDXを支援します。
サービスサイト:https://www.fishpass.co.jp/
■会社概要
会社名:株式会社フィッシュパス
所在地:福井県坂井市丸岡町熊堂3-7-1-16
代表者:代表取締役 西村 成弘
設立:2016年10月
事業内容:オンライン遊漁券アプリ「フィッシュパス」の企画・開発・運営、環境DNA調査事業
コーポレートサイト:https://fishpass.jp/
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社フィッシュパス 広報担当
電話:0776-67-7335
メール:press@fishpass.co.jp