坂井市のまちづくり関係者らが現在、来春予定の「坂井市ご当地キャラフェスティバル(仮称)」の開催準備を進めている。
市内で行われたミーティングの一こま。小玉さん(前列右)は「当日は町中に各地のご当地キャラが散歩し、かなり非日常の光景になるのでは」と話す
坂井市制施行20年を記念したイベントで、坂井市商工会青年部、坂井市まちづくりセンターなど、地元のまちづくり関係者らでつくる坂井市キャラフェス実行委員会が企画した。坂井市公式キャラクター「坂井ほや丸」の活動などを通してつながった各地のご当地キャラを招き、同市への来訪のきっかけにつなげる狙いという。
イベントの話は今年の初めごろ有志の間で持ち上がり、実現に向けた実行委員会が5月に発足した。市内のカフェ「Raki」(坂井町河和田)店主で実行委員長の江川真美さんは「当店で坂井ほや丸のファンミーティングを開催した時、集まった人たちの心の温かさに感動した。実行委員長を打診され不安な気持ちもあったが、移住して大好きになった坂井市に貢献できればと考えて引き受けることを決めた」と振り返る。
計画発表後、実行委員会は当初の開催規模を見直した。実行委員会サポーターで、坂井市「坂井ほや丸お世話係」を務める小玉悠太郎さんは「全国約140キャラからイベントの資料請求があったり、ほや丸が出向いた広島のイベントで『坂井市に行きたい』という声をもらったりと、予想を超える反響があった。当初、県内外から30キャラ程度を招いて小規模で開催する予定だったが、反響を受け、できるだけ多くのキャラが参加できるイベントに方針転換することにした」と話す。
受け入れ拡大に向け、実行委員会はクラウドファンディングによる支援を呼びかける。寄付金はブース用テント、控室、会場拡大に伴う交通規制、警備員の増員などの費用などに充てる計画で、返礼品として、描き下ろしイベント公式Tシャツ、坂井ほや丸とのチェキ券、宿泊施設のクーポンなどを用意する。ネクストゴールの300万円の達成で60キャラが参加できるめどが立つという。締め切りは9月30日。
イベントは来年3月、市内の三国湊きたまえ通り特設会場を舞台に2日間の開催を予定する。市内観光スポットなどへの回遊を促そうと、開催時間は両日とも9時~15時に設定した。
江川さんは「一昨年の『爆誕』以来、坂井ほや丸は多くの人たちに坂井市を訪れてもらうことを夢にしてきた。動員目標は2日間で1万5000人。実行委員会のテーマである『おもてなし』の心で、来訪者やご当地キャラに安心して過ごしてもらえる体制を整えられれば」と意気込む。