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福井鉄道が20年ぶりの硬券発行 「たけふ新駅」発足記念乗車券で実現へ

記念乗車券は3色の地紋で展開する

記念乗車券は3色の地紋で展開する

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 福井鉄道が2月25日、「たけふ新駅」の発足を記念する乗車券セットの販売を始める。

「福井行電車のりば」の看板が掲げられた、「武生新」時代の「たけふ新駅」。1981(昭和56)年に廃止となった南越線乗り場の案内板も見える

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 2010(平成22)年からの駅名である「越前武生駅」が同日に改名されることに合わせ同社が企画した。

 「福井鉄道 駅名変更記念乗車券」と題し、たけふ新駅~北府(きたご)駅、越前武生駅~北府駅の乗車券に加え、たけふ新、北府両駅の旧名である武生新駅~西武生の乗車券も含めた3枚組で販売する。

 乗車券は全て硬券で、武生新駅時代の写真などをあしらったフォルダーに挟んで販売する。同社が硬券を販売するのは約20年ぶり。乗車券は、たけふ新駅~北府駅間で実際に使うこともできる。

 仕様の検討に当たり、越前市出身の鉄道写真家・南正時さんが監修した。同社鉄道営業部の白崎正臣さんは「南さんは当社200形の保存アドバイザーで、駅名変更に合わせた硬券販売の助言も南さんのアドバイス。『武生新』『西武生』入りの乗車券を含めるというアイデアも頂き、記念乗車券の実現に至った」と話す。

 価格は1,000円。たけふ新、神明、浅水(あそうず)、田原町の各駅のほか、ウェブサイトでも販売する。

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