坂井市公式キャラクター「坂井ほや丸」のテーマソング配信が6月1日、各種音楽配信サービスで始まった。
タイトルは「なみだのさかいめ」で、ロックバンド「toybee」のメンバー・冨塚大地さんが作詞・作曲を担当した。冨塚さんと、振り付けを監修したアイドルの寺嶋由芙さんによるデュエットソングで、坂井ほや丸が「涙の正体」を探して街を歩くストーリーで展開する。同日、ユーチューブチャンネルでダンス動画の配信も始まった。
坂井市移住定住推進課の小玉悠太郎さんによると、同キャラには「公式ソングで友達と踊る」など10個の夢があるという。昨年のクリスマスにサンタクロースへ「曲が欲しい」と願ったものの、「無形物は無理」と断られたことから、市が全国のご当地キャライベントなどで同キャラと交流のあった2人に制作を依頼した。
2月下旬、冨塚さんは坂井市を訪れ、市内各地を巡って歌詞のイメージを膨らませた。市は「生まれたことに感謝できるような泣ける曲」をオーダーし、歌詞には坂井市の魅力を伝える言葉も盛り込んだ。
冨塚さんは「子どもたちから年配の人たちまで、坂井市の人たちが笑顔で口ずさみながらステップを踏む景色が頭に浮かんだ。実際に坂井市へ足を運んでみて豊かな自然や出会う人たちの温かさに感動し、ただ元気なだけではない、まちの優しさに寄り添うような音を届けたいと思った」と振り返る。
寺嶋さんは2023年10月、市が開いた「坂井市公式キャラクターを考えるワークショップ」にオンライン参加しキャラクター作りにも関わった。振り付けには、同キャラの得意な決めポーズや、キャラクター設定にちなむ「名探偵」のポーズなどを取り入れたという。寺嶋さんは「ほや丸の『生みの親』の一人として、ほや丸の夢をかなえるお手伝いができてうれしい。振り付けにはかわいい動きをたくさん入れた」と話す。
楽曲のお披露目ライブ「ホヤマミレ」を6月14日12時30分から、みくに未来ホール(坂井市三国町中央1)で開く。出演は、坂井ほや丸、冨塚さん、寺嶋さん、福井の伝統工芸アイドルユニット「さくらいと」、福井在住のシンガー・フクイノセイカさん。会場では同楽曲のCD盤(1,000円)も販売する。
坂井ほや丸は「ついにほや丸のテーマソングが完成したざ。歌詞に坂井市のいいとこたくさん出てくるざ。ひって(=とても)いい曲とかわいい踊りになってるで聴いてみての。お披露目ライブで生歌とダンス披露するで楽しみにしてての」と福井弁で呼びかける。
ライブ入場料は通常席=2,800円。坂井市在住の中学生以下は無料。