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福井で創作ご当地落語会 高座に柳家花緑さん、旅行本発刊に合わせ開催へ

滋賀県で行われた落語会の様子

滋賀県で行われた落語会の様子

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 落語イベント「d47落語会 第29回『福井県』」が3月13日、福井県国際交流会館(福井市宝永3)で開かれる。

3月8日全国販売開始の「d design travel 福井号」(3,190円)。「その土地を知る」「その土地らしい買い物」「その土地のキーマン」など、6つのパートで構成する

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 ライフスタイルショップ事業などを展開する「ディアンドデパートメント」(東京都)が手がける旅行ガイド本「d design travel 福井号」販売開始を記念したイベント。古典落語、福井にちなんだ新作落語、新作落語の制作エピソードを披露するアフタートークで構成する。

 新作落語は、落語家・柳家花緑さん、脚本家・藤井青銅さんが手がける。柳家さんは落語愛好者グループ「福井☆落語化計画」を通じて福井との交流があり、「実は福井は『落語の町』。多くの落語家が福井を訪れ、大小さまざまな会場で落語会を行っている。恐竜と落語家を発見できる町というのが私の印象。当日の会が楽しみ」と期待を込める。

 藤井さんにとっても福井は30年来の交流がある思い出深い土地という。「きっかけは福井放送のラジオドラマ脚本で、一昨年も新幹線延伸に絡めたドラマの脚本を書いた。福井はおいしい食べ物が多く人柄も優しい町で、何度も訪れているので何をネタにするか迷う。どんな落語になるか高座をお楽しみに」と呼びかける。

 アフタートークには、ガイド本発行人のナガオカケンメイさん、編集長の神藤秀人さんも登壇する。広報担当者は「日本の伝統芸能であり今も進化する落語文化を体験するとともに、福井の個性や魅力を笑いを通して実感できるようなイベント。北陸新幹線延伸開業直前のお祭りムードの盛り上げに貢献できれば」と話す。

 18時30分開演。料金は、前売り=3,630円、当日=3,850円(いずれも全席自由席)。

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