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福井で生バンド演奏の歌謡ショー開催へ 「平成生まれが奏でる昭和歌謡」売りに

「昭和歌謡ショウ」の一こま。昨年、神奈川、熊本、山口の3県でコンサートを行った

「昭和歌謡ショウ」の一こま。昨年、神奈川、熊本、山口の3県でコンサートを行った

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 福井駅東の福井県県民ホール(手寄1)で11月11日、「昭和歌謡ショウ in 福井」が行われる。

「TikTokなどのSNSをきっかけに昭和歌謡を知った世代にも来てもらえれば」と正光さん

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 福井在住のミュージシャンやライバー(ライブ配信者)マネジメント会社社長らでつくるグループ「でるくい制作委員会」が企画し、約1年かけて準備を進めた。「平成生まれが奏でる昭和歌謡ショー」を売りに、昭和時代の音楽番組風に仕立てた演出で生バンド演奏によるステージ「昭和歌謡ショウ」を展開する。

 同ステージは、昭和音楽大(川崎市)のサークルから発展したバンド「My Favorite Things(マイ・フェイバリット・シングス)」によるイベント。バンドには現在、ミュージカル俳優、オペラ歌手、ロックミュージャン、ダンサーら約20人が所属し、ベース担当の坂口大季さんが福井出身という縁から福井公演が決まったという。

 今回は、福井ゆかりのメンバーとして、坂口さんのほか、正光祐貴さん(ドラムス)、上坂朋佑さん(パーカッション)、北川弘喜さん(ギター)、三原万里子さん(トロンボーン)、塚本雛さん(ボーカル)、山崎由晏さん(MC)が参加。往時の音楽番組を模したメドレー形式で、「リンゴの唄」「君といつまでも」「また逢(あ)う日まで」「プレイバックPart2」など約30曲の披露を予定する。

 グループの代表も務める正光さんは「曲が生まれた時代の背景が歌詞や音作りにダイレクトに表れているのが昭和歌謡の魅力。『ネオ昭和』が話題となり、音楽配信などで気軽に昭和歌謡を聴ける機会も増える中、息の合った生演奏が生み出す音の厚みを体感してもらえれば」と呼びかける。

 15時開演。料金は3,500円。ウェブサイトで予約を受け付けるほか、チケットをチケットぴあでも販売する。

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