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福井の観光地域づくり法人がインスタAR 「恐竜のまち 勝山」認知向上に期待込め

恐竜インスタARを使った作品例。「勝山来訪時には、インスタARでの記念撮影もぜひ」と今井さん

恐竜インスタARを使った作品例。「勝山来訪時には、インスタARでの記念撮影もぜひ」と今井さん

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 観光地域づくり法人(DMO)「勝山市観光まちづくり」(勝山市元町1)が10月20日、「恐竜インスタAR」を公開した。

11月30日まで、カボチャやゴーストの絵が描かれたハロウィーン限定バージョンも利用できる

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 恐竜インスタARはインスタグラムのアプリ内で使える拡張現実(AR)機能「Spark AR」を使った画像加工フィルター。東京を拠点に展開するインスタグラムARコミュニティー「SSPARK」と連携し、約4カ月かけて開発した。ユーザーは同フィルターを使うことで、恐竜の着ぐるみをまとっているような写真や短い動画などをインスタグラムに投稿できる。

 基本色は4種類で、シンプルな1色の恐竜、ハートや星などのモチーフが入った恐竜などのデザインをそろえる。フィルターは同時に2人まで認識し、スマホの画面をタップすることで恐竜の色が変わったり、被写体の動きに合わせて口が開いたりする変化を楽しむことができる。

 同社マネジャーの今井三偉さんは「日本版DMOが手掛ける公式インスタARとしては国内初」とした上で、「AR専用アプリを別途インストールせずに使えるのが特長。(市内にある)福井県立恐竜博物館の来館者は家族連れ、カップル、女性グループなども多く、インスタユーザーとの親和性も高い」と開発経緯を説明する。

 「日本や韓国ではSpark ARのクリエーターがまだまだ少ないと聞く。面白い取り組みをしている企業が勝山にあることを知ってもらう契機となれば」と今井さん。恐竜の首には「Dinosaur Town Katsuyama」の文字をあしらい、国内外のインフルエンサーを媒介にした「恐竜のまち 勝山市」の認知度向上にも期待を寄せる。

 同フィルターは、同アプリの「エフェクトギャラリー」画面で「勝山DMO」を検索することで導入できる。

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