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「ほくりくアイドル部」8期生デビュー 福井在住・渡辺萌叶さんもメンバーに

「定期公演前日のレッスンで衣装をもらい、帰ってすぐ家族の前で披露した」と渡辺さん

「定期公演前日のレッスンで衣装をもらい、帰ってすぐ家族の前で披露した」と渡辺さん

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 福井県など北陸3県で活動を展開するグループ「ほくりくアイドル部」新メンバーが4月28日、ステージデビューした。

定期公演後のスナップ。第8期メンバーの島﨑琳音さん、羽場朱里さん、澤田萌南さんと共に

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 デビューしたのは、福井市在住の渡辺萌叶(もか)さんら第8期メンバーの4人。ライブハウス「金沢AZ(アズ)」(金沢市)で行われた第75回定期公演で、ファンに見守られながら笑顔で初パフォーマンスを披露した。

 渡辺さんは現在、中学2年生。昨年7月、同グループをマネジメントする「アンサー・エンタテインメント」金沢事業所(金沢市)が展開する福井校に入校し、音楽家やダンサーの指導の下、週1回ペースでボーカルやダンスなどのレッスンを重ねてきた。

 かねてクラシックバレエに取り組んでいる渡辺さんによると、歌やダンスへの興味から出場したカラオケ大会がアイドルを目指すきっかけになったという。「ステージに立って人前で歌った時の気持ち良さが忘れられなかった。福井に住みながら歌やダンスの活動ができる場を探して、以前テレビ番組で見たほくりくアイドル部のオーディションを受けることにした」と振り返る。

 2016年(平成28)年結成の同グループには現在、約80曲の持ち歌がある。渡辺さんは「毎月2曲ずつマスターする」という課題に応える一方、自ら進んでレパートリーを身に付けてもいった。好きな楽曲の一つに「product out」を挙げる渡辺さんは、先輩たちが同曲をパフォーマンスする姿に感動の涙を流したこともあったという。

 レッスン生の時からの憧れだったという、正規メンバーの衣装をまとってのステージデビュー。自己紹介では「越前海岸が生んだリトルマーメイド」というキャッチフレーズと共に、小学生時代からの十八番というディズニーの楽曲も披露し、集まったファンから声援を受けた。

 「ファンの皆さんに名前を呼んでもらえて、メンバーの一員としてデビューできたという実感がじわじわと湧いてきた」とも。自己紹介での歌声が功を奏し、定期公演の恒例イベントである人気投票「かがやき投票」では7位にランクインした。

 5月11日、福井市の複合施設「トレタス」(高柳2)でのライブイベント「さぁ、つながる、福井へ」に出演する同グループ。イベントを前に、渡辺さんは「正規メンバーとして初めての地元でのライブ。緊張もしているが、多くの人たちに楽しんでもらえるよう全力でパフォーマンスできれば」と笑顔を見せる。

 ライブイベントの開演は14時。料金は、一般=2,500円、中学生以下=1,000円など。

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