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福井の「音」テーマの映画が完成 鯖江出身の監督がメガホン、披露試写会も

「時のおと 小浜編」のワンシーン

「時のおと 小浜編」のワンシーン

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 福井県文化課が10月24日、福井県内各地の「音」をテーマにした映画「時のおと」の完成を発表した。

「時のおと 福井市編」のワンシーン。来年以降、映画祭への出品や、首都圏での上映なども目指すという

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 映画は、同課と民間企業が展開する福井県民参加型事業「福井の方言愛着ましましプロジェクト」の一環。県内各地の方言など地域に根差した音を映像化し、来春の北陸新幹線福井・敦賀開業に向けた機運向上や観光客もてなし事業の活性化を目指す。

 鯖江市出身で、俳優・映画監督の片山享さんがメガホンを取り、約1年かけて県内4地域(福井市、勝山市、南越前町河野地区、小浜市)で撮影を行った。ストーリーは福井の風土を構成する音に焦点を当てたオムニバス形式で、それぞれの地域に息づく方言と共に、市街地、農村、漁村など各地の「音」を丁寧に拾い上げた。

 11月から来年1月にかけ、県内4地域の劇場やホールなどで完成披露試写会を行う。会場と上映作品は次の通り。メトロ劇場(福井市)=全編・福井市編、旭座(小浜市)=小浜市編、しおさいホール(南越前町)=河野編、勝山市民会館(勝山市)=勝山市編。

 ウェブサイトで試写会観覧の申し込みを受け付ける。定員は会場により異なり、応募者多数の場合は抽選。

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