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福井に「食と健康つなぐカフェ」 パーソナルジム運営企業、新たな取り組み

手作りの副菜7種や、味が選べるおにぎりセットなどを盛り込んだ「曲げわっぱランチ デザートセット」の一例

手作りの副菜7種や、味が選べるおにぎりセットなどを盛り込んだ「曲げわっぱランチ デザートセット」の一例

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 福井市に6月10日、「#かかりつけカフェ にじいろ」(二の宮4、TEL 0776-97-8580)がオープンした。

自家焙煎(ばいせん)コーヒー店「武珈琲ラボ」(上天下町)の協力を得た、テイクアウト商品「りあまるオリジナルブレンド」「りあまるコーヒーデカフェ」(以上180円)を手にする店長の「Sachi」さん

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 同市内のパーソナルフィットネスジム「#かかりつけジム Lea.lu(リアル)」(文京4)が運営する。店舗面積は約20坪。席数は、テーブル10席、カウンター4席。座面を低くしたテーブル席には緑色のカーペットを敷き、ピクニックのような非日常空間を感じさせる店舗デザインとした。

 メニューは、ジムのトレーナーでもあるカフェスタッフが栄養バランスに配慮し考案。1日限定15食の月替わりの「曲げわっぱランチ」(単品=1,320円、デザートセット=1,560円)、ナッツとドライフルーツのアイス「カッサータ」(450円)、低カロリー高タンパクをうたう「りあまるプリン」(490円)、同店オリジナルブレンド「りあまるコーヒー」(380円)などをそろえる。

 社長の門原健太郎さんによると、カフェの構想を練り始めたのはジム開店の2020年とほぼ同時期だったという。「私たちの体は日々の食事の積み重ねでつくられており、ジム開店時から体づくりを多面的に捉えた事業展開を考えていた。当店での食事が食に対する新たな発見となり、『健康的な食』の気付きにつながれば」と話す。

 店のコンセプトに「食と健康を、つなぐ場所」を掲げる。多様なライフスタイルを尊重する同社の企業理念や、人と人とをつなぐ架け橋となる願いを「にじいろ」の店名に込めた。客席にメモ帳サイズの交換日記帳を置くなど、来店客とスタッフとのコミュニティーづくりにつなげる仕掛けも設けた。

 「『#かかりつけカフェ』の名の通り、体や食のことについて気軽にスタッフに相談できるような店でありたい」と門原さん。今後、食や体づくりをキーワードにしたセミナーなどの開催も展開する計画という。

 営業時間は11時~16時(ランチは15時まで、土曜・日曜のランチは前日までに要予約)。水曜定休。

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