星野リゾート(長野県軽井沢町)が10月21日、勝山市内に整備するホテル「リゾナーレ福井」の開業日を来年9月10日と発表した。
「パノラマ・ウエルネスフロア」のイメージ(画像提供=星野リゾート)
同社が国内外で展開するリゾートホテルブランド「リゾナーレ」の新施設で、福井県への進出は初めて。福井県立恐竜博物館に隣接する立地を生かし、「恐竜の森のデザイナーズホテル」をコンセプトに掲げる。
建設地は市内にある「かつやま恐竜の森(勝山市長尾山総合公園)」内。施設デザインを東京の「代官山T-SITE/蔦屋書店」「GINZA PLACE」などを手がけた建築事務所「クライン ダイサム アーキテクツ」が担当する。
外観は松ぼっくりをイメージした円柱形のデザインで、アカマツが群生する長尾山の自然とのマッチングを考慮した。館内には地層や大地をテーマにした空間を設けるなど地域の自然や地質の特徴を建築に取り入れる。最上階を高台から同市周辺の山々や九頭竜川などを見渡せる「パノラマ・ウエルネスフロア」とし、眼下の眺望を楽しめるプールも設けるという。
ホテル整備は勝山市が管理する公園に民間資金やノウハウを導入する「Park-PFI」の仕組みを活用した事業。2021年の公募型プロポーザルで同社を含む企業グループが事業者に選ばれ、計画を進めてきた。
2022年、福井県と同社が締結した「リゾートホテル整備運営に関する協定」に基づく初のプロジェクトでもある同施設。同社によると、ホテル運営に加えて公園全体の運営管理にも関わり、観光客誘致、公園のにぎわい創出、県内観光資源の国内外への発信などにも取り組むという。
宿泊予約受け付けは来年4月開始を予定する。