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女子フットサル「福井丸岡RUCK」 地元初のリーグ開幕節、白星で飾る

新型コロナウイルス感染対策のため、観客はスピーカーから流れる掛け声や応援歌と共に、手拍子で選手を応援した

新型コロナウイルス感染対策のため、観客はスピーカーから流れる掛け声や応援歌と共に、手拍子で選手を応援した

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 福井県営体育館(福井市福町)で6月19日・20日、「日本女子フットサルリーグ2021-2022」第1節が行われた。

後半9分、ゴールを決めた北川選手(背番号9)に駆け寄る藤江真尋選手(同21)

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 福井県坂井市に本拠を置く女子フットサルチーム「福井丸岡RUCK」などが所属するリーグのシーズン開幕節で、開幕節が福井で行われるのは初めて。同チームのホームゲームを含む計4試合が行われ、熱戦を繰り広げた。

 同チームの対戦相手は、さいたま市に本拠を置く「さいたまサイコロ」。ゲームは20日14時、887人(主催者発表)の観客に見守られる中で始まり、互いに譲らぬ展開で進んだ。前半19分、さいたまサイコロの前川千尋選手が均衡を破った10秒後、福井丸岡RUCKの北川夏奈選手がゴールを決め、1対1で前半を終えた。

 「失点後すぐに点を取り返せたいい流れ」(北川選手)でチームは勢いに乗り、後半9分に北川選手が2点目をマーク。同15分には前田海羽選手のシュートで点を重ね、3対1でゲームセット。シーズンを白星発進で決めると、チームカラーである赤色の応援グッズを手にしたサポーターらから大きな拍手が送られた。

 試合後、MIP賞を受賞した北川選手は「福井で迎えることのできた開幕節で、得意なプレーで得点できたのがうれしい。この流れでリーグ優勝を目指したい」と喜びを見せ、池内天紀主将は「先制はされたが、いい形で相手を抑えることができた。開幕節でのプレーをこれからもしっかり続けられるようにしたい」と意気込みをのぞかせた。

 応援には、北陸電力ブルーサンダー(ハンドボール)、福井ワイルドラプターズ(野球)、ヴェルコスタ福井(ホッケー)など地元トップスポーツチームの選手、今夏行われる北信越総体2021のPR隊メンバー、福井の伝統工芸応援アイドルユニット「さくらいと」、福井丸岡RUCKのポスター原画を手掛けた福井在住の芸術家・西野カインさんらも駆け付けた。

 さくらいとの「WAKANA」さんは「暗闇から出てくる選手をペンライトで応援するという、アイドルのライブのようなオープニングの演出に感激した」と話し、「MAI」さんは「見ている人たちを魅了するプレーに感動させられた。普段のかわいい選手たちの姿とは裏腹に、ボールを追いかけている姿や、勝ちを狙うまなざしがとてもかっこよかった」と振り返った。

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