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福井・坂井に「竜の交差点」-牛、鬼などに続き登場

竜を模した「見守りゅう」は今夏の「かがしコンテスト」でデビュー

竜を模した「見守りゅう」は今夏の「かがしコンテスト」でデビュー

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 福井県坂井市内の蔵垣内(くらがいち)交差点に10月18日、特大かがし「見守りゅう」がお目見えした。

目に自動車のヘッドライトを埋め込み発光する仕掛けに

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 同市が2008年に制定した「寄付による市民参画条例」に基づく「さかいマイロード事業」の一環。市民の交通マナー向上を目指し特製かがし(=かかし)をつくるもので、過去に力士やシカを模した「かがし」を同市内主要交差点に設置している。「見守りゅう」では、旧坂井町商工会青年部「創青塾(そうせいじゅく)」が製作を担当した。

 福井県内随一の穀倉地帯である同市は「かがしのまち坂井」でまちをアピール。毎年の「さかい夏祭り」で「かがしコンテスト」を開いている。コンテストは「一本足」「台座」の2部門で、1989年開始以来の延べ出展数は1225体。入賞作から同市内のランドマークに「デビュー」するかがしもあり、「牛の交差点」「鬼の交差点」とフォースクエアにスポット登録されたものもある。

 設置に合わせ、同市は竜にちなんだ交通安全標語を一般公募。牛や鬼と同じく、優秀作を記した看板を掲げる予定。同市地域振興課では「交通安全啓発を図るとともに『竜の交差点』として親しんでもらえる存在になれば。看板設置と合わせて照明工事も行い、年内の完成を目指したい」としている。

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