南越前町出身のシンガー・ソングライター水咲加奈さんが参加した楽曲が1月29日、NHK Eテレで公開された。

レコーディング時の一こま。水咲さんやSEKAI NO OWARIのサウンドプロデュースを手がけた保本真吾さんが編曲を務めた

　タイトルは「きらきらタッチ」で、同チャンネルの子ども向け番組「いないいないばあっ！」内の楽曲として放映が始まった。作詞・作曲をロックバンド「SEKAI NO OWARI」メンバーのSaoriさんが手がけ、水咲さんはピアノ演奏で参加した。

　シンガー・ソングライターの活動に加え、メディアミックス作品「アイドリッシュセブン」の楽曲などピアニストとしての活動も展開する水咲さん。「私の演奏動画にSaoriさんがSNSで反応してくれたことがあり、いつかお目にかかれればと思っていた。音楽で携われることになり光栄に感じている」と振り返る。

　普段の自身の奏法を「感情の起伏が激しいのが特徴」と言う水咲さんは、今回のレコーディングに当たり演奏のタッチに気を配ったという。「初めて曲を聴いた時にきらきらした星空が頭に浮かび、子どもたちがテレビの前で歌っている姿を想像して心が躍った。ピアノのお姉さんになったつもりで落ち着いた気持ちで弾いた」

　2月9日、ライブハウス「Spotify O-nest」（東京都）で、水咲さんお薦めのアーティストとのライブイベント「We Loves F・U・K・U・I」を行う。水咲さんは「福井の魅力を伝えるイベントを絶対に成功させ、地元の盛り上げに貢献したい。関東在住の友人・知人に広めてもらえれば」と話し、本番に向け決意を新たにする。