福井鉄道が「青いフクラム」運行開始-旧型車「200形」は順次廃車へ

全国の鉄道愛好家で作る「鉄道友の会」選定の「ローレル賞」を受賞したF1000形

全国の鉄道愛好家で作る「鉄道友の会」選定の「ローレル賞」を受賞したF1000形

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 福井鉄道が2月18日、新型車両「F1000形」二次車の運行を始めた。

「FUKURAM」導入に伴い廃車が予定される同社200形(右)

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 全長約27.1メートル、幅約2.6メートルの3両編成で定員155人。次世代型路面電車(LRV)を多く手掛ける新潟トランシス(東京都千代田区)製で、連結器を持たない連接構造が特徴。2013年3月運行開始の一次車を基に昨年6月から製造を始め、2月上旬に同社へ搬入された。二次車製造にあたり、運転席の操作パネル配置や客席クッションの柔軟性などマイナーチェンジを施したという。

 車体色は一次車とは異なり、青とグレーのツートンカラー。同社鉄道部の阪下利充さんは「一次車導入時に一般投票でオレンジ色とグレーのツートンになった経緯がある。『二次車も同じ色にして保守コスト低減を』『一般投票の候補に挙がった赤色に』など社内で意見があった中、行政サイドから『青色はどうか』と提案が来た」と話す。青色は同社800形など低床車両で使われている色でもあり採用に至ったという。

 同形車の愛称は、「福井+トラム(=路面電車)」「(夢や幸せが)膨らむ」などの意味を込めた「FUKURAM(フクラム)」。運行ダイヤが直前に確定するため、同形車導入前に比べ電話問い合わせが増えたという。「週末、学校の長期休暇中などは特に多い。本社だけでも月平均4~5件は問い合わせがあるのでは」と阪下さん。テレビ番組「烈車戦隊トッキュウジャー」のエンディングで紹介されたのを機に子ども連れが増えたとも。

 2016年度末までに2編成を追加導入し、並行して昭和30年代製造の大型車両「200形」2編成を順次廃車にする。阪下さんは「大名町交差点(福井市)、三十八社駅付近(同)、日野川橋りょう(越前市)などで200形を撮る『撮り鉄』の方を多く見掛けるようになった。撮るだけでなく、できれば『乗り鉄』にもなっていただき福井鉄道の魅力を感じてもらえたら」と話す。

 F1000形・200形とも、運行ダイヤの問い合わせは越前武生駅(TEL 0778-22-0617)で受け付ける。

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