プレスリリース

「最期まで住み慣れた場所で自分らしく暮らせるまち勝山」へ

リリース発行企業:社会福祉法人 勝山福祉会

情報提供:

社会福祉法人勝山福祉会(所在地:福井県勝山市、理事長:紅谷浩之、以下「当法人」)は、勝山市で暮らす高齢者が、介護が必要になっても住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けられることを目指し、新構想「勝山モデル:地域循環づくり」の推進方針を決定しました。今後、勝山市や地域の関係者との対話を重ねながら、具体的な実証・連携に向けた検討を進めてまいります。

福井県勝山市は、人口減少と高齢化が同時に進む地域です。勝山市は2022年4月1日に、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法に基づく過疎地域の市町村として追加公示されました。第2次勝山市過疎地域持続的発展計画では、2030年の人口目標を19,704人とし、2020年の22,150人からさらに人口減少が進むことを前提に、地域の持続可能性を見据えたまちづくりが進められています。
※参考:https://www.city.katsuyama.fukui.jp/soshiki/2/22184.html

勝山市の高齢化率は、2020年時点で37.5%と、福井県平均の30.8%を大きく上回っています。また、勝山市の人口ビジョンでは、生産年齢人口と年少人口が減少する一方で、老年人口の減少は緩やかにとどまることから、将来的には高齢化率が40%を超えると推計されています。
※参考:https://www.city.katsuyama.fukui.jp/uploaded/life/21460_42834_misc.pdf

これまで、高齢化が進む地域における課題を解決するには「施設を増やすこと」が必要だと考えられていました。しかし、施設を増やし、維持すること自体が目的化すると、重い固定費と人材不足が地域を疲弊させます。一方で、施設が足りず市内でサービスを受けられない場合は、市外のグループホームや施設にうつらざるを得ず、地域の持続可能性にも悪影響を及ぼすことが予想されます。

勝山福祉会が目指す「3つの連動アプローチ」
こうした課題に対し、当法人では、福祉事業の枠を超え、「地域経済・コミュニティ・互助を一体で捉える地域設計への移行」という解決策を提示していきます。




1.特養の機能特化~ 高齢者を支える専門拠点として~
特別養護老人ホームさくら荘は、これまで勝山市における高齢者福祉の拠点として、介護が必要な方の暮らしを支えてきました。
今後は、さくら荘が担ってきた介護の専門性を活かしながら、重度の介護や医療的支援が必要な方を支える専門的な拠点としての役割を、より明確にしていきます。
一方で、地域の方々に向け、施設入所だけに頼らない選択肢を増やしていくことを目指します。施設の機能を地域にひらき、地域全体の暮らしを支える中核拠点として、さくら荘の役割を再設計していきます。

2. 保険外支援~日常の小さな困りごとを、地域で支える仕組み・インフラへ~
介護保険制度の対象となる支援だけでは、日々の暮らしの困りごとをすべて支えることはできません。買い物、電球交換、ごみ出し、話し相手、ちょっとした外出の付き添い、雪かきなど、日常の小さな支援があることで、暮らしの継続や孤立の防止につながります。
当法人では今後、地域の住民や事業者、生活支援サービスとの連携を進めながら、こうした保険外の生活支援を地域のインフラとして育てていくことを検討します。
2026年7月を目安に、改めて発表を予定しています。

3. 多様な居住選択~自分らしい暮らしを続けるために~
完全な自宅生活には不安があるものの、大型施設への入所にはまだ早いといった方々が、地域の中で安心して暮らし続けられる小規模な住まいのあり方を検討します。
なお、具体的な実施内容、対象地域、運営方法については、法制度、安全面、地域ニーズを踏まえながら、今後検討を進めてまいります。
本構想で当法人が目指すのは、「一人ひとりが、できる限り長く住み慣れた場所で、自分らしい暮らしを続けられること」です。
必要な支援を地域の中に増やすことで、高齢者の方々が自分らしい時間を取り戻し、暮らしの選択肢を広げるための施策を本格化していきます。

勝山福祉会 理事長コメント
社会福祉法人勝山福祉会 理事長 紅谷 浩之
私たちが守りたいのは"制度"ではなく、「地域の暮らし」です。変化する時代の中でも、地域の皆さんとともに新しい支え合いの形を模索し、「住み慣れた場所で自分らしく暮らせるまち勝山」を一歩一歩実現していきます。

今後の展開
当法人では、今回の方針決定を第一歩として、今後、取り組みを段階的に進めていく予定です。
まずは第一弾として、保険外の生活支援に関する具体的な協働について発表を予定しています。日常の困りごとを地域で支える仕組みづくりを進め、現場での実践や利用者、地域住民の声を発信していきます。
また、自治体・関係各所との協議を重ねながら、地域福祉、介護予防、生活支援、住まいのあり方を含めた地域モデルの具体化を目指します。大きな施設へ高齢者を集めるのではなく、地域の暮らしの中にケアを分散させる方針での課題解決によって、中長期的には日本全国の人口減少地域を支えるモデルにつなげていきます。


勝山福祉会について
1986年の設立以降、特別養護老人ホームを起点に、短期入所や訪問介護など地域のニーズに応じた多角的な介護事業を展開。持続的な地域での実践の確立のため2021年より医療法人オレンジ・オレンジグループに参画。2022年より外国人専門職人材の採用を開始し多様性を活かした組織づくりを構築。本プロセスは多くのメディアに取り上げられ、第32回FNNドキュメンタリー大賞を受賞。現在、地域背景を捉え通所事業の方向転換を含め高齢者の在宅生活を支える活動により注力を行なっている。


法人名:社会福祉法人勝山福祉会
所在地:福井県勝山市北谷町中尾13-16
公式サイト:https://k-sakurasou.jp/
主な運営施設:特別養護老人ホームさくら荘、さくら荘在宅サービス支援センターさくらんぼ

-以下は報道関係者にのみ表示ー

本件に関するお問い合わせ先
社会福祉法人勝山福祉会
担当:加藤・谷口
電話:0779-83-1331
メール:sakura1@angel.ocn.jp
お問い合わせフォーム:https://k-sakurasou.jp/contact 

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