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カップで食べる「車食弁当」―福井のシェフ、OLの昼食ヒントに

「1日2個アイデアを作る」がモットーという野坂さん

「1日2個アイデアを作る」がモットーという野坂さん

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 福井市内にある洋食店「グリルあまから」(西谷3、TEL 0776-35-3109)が4月24日、新商品「車食(しゃしょく)弁当」を発売し、若いビジネスマンを中心に広がりを見せている。

車のカップホルダーに収まった車食弁当「往復300kmのロコモコ丼」

 同商品は、耐熱紙容器に収められたテークアウト向けメニュー。車のカップホルダーに収まるため移動中に中身がこぼれないのが特徴。3代目店主の野坂昌之さんが車内でカップ麺を食べるOLを見かけ、「忙しくてもおしゃれにランチを楽しめる弁当を」と開発。およそ2カ月で商品化にこぎ着けた。

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 メニューは3種類。いずれもスプーンで食べられるよう工夫した。福井の「ご当地グルメ」であるソースカツ丼のカツを一口サイズにカットしごはんに混ぜ込んだ。「カップサイズながら店内メニューとボリュームは同じ。食欲旺盛な方にも満足いただけるはず」と自信を見せる。

 野坂さんは、2018年の福井国体開催に向け「車食文化」を根付かせたいと意気込む。「国体は選手やマスコミ関係者からの弁当需要が急増するイベント。移動中でも食べやすい車食弁当はカップ入りで後始末にも困らない。イタリアンや中華料理など、『車食』の趣旨に賛同する料理人を増やして福井を盛り上げたい」と未来図を描く。

 価格は、500ミリリットルカップ入り=500円。

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