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福井に「一福」2号店 看板「塩だしおろしそば」、夜メニューも豊富に

「おろしそば 塩だし」(735円)。そばがなくなり次第終了

「おろしそば 塩だし」(735円)。そばがなくなり次第終了

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 福井市内に「蕎麦(そば)Dining 一福(いっぷく)」(成和1、TEL 0776-63-6825)が4月1日、オープンした。

「最近はスマホで料理を撮りSNSに投稿する方も多い。思わず写真を撮りたくなる、驚きあるメニューづくりを心掛けている」と山内さん

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 福井県池田町にある老舗そば店「そば処(どころ)一福」の2号店。店舗面積は約33坪。席数は、カウンター席6席、テーブル席18席、小上がり席14席。店主の山内魁(すぐる)さんは「本店の1号店が伝統的な日本家屋の雰囲気なので、いかにギャップを出すかを考え和モダンの内装に仕上げた」と話す。

 看板メニューは、昆布だしに数種類の塩をブレンドした「おろしそば 塩だし」(735円)。塩だしで炊き上げた「鯛(たい)まま」、鮮魚、肉などが加わった限定20食の「一福ランチ」(1,080円)もお薦めという。ディナータイムには、「池田の珍味三種」(422円)、「へしこ de バーニャカウダ」(854円)、「エビとマッシュルームのアヒージョ(バゲット付き)」(854円)など一品料理も用意する。

 「飲みに行く店の選択肢の一つにそば店も」との思いからドリンクメニューも充実させる。日本酒は、パンチのある飲み口にほれたという「源平 純米大吟醸」(648円)など、源平酒造(福井県大野市)の6商品をラインアップする。ソムリエが塩だしに合わせて選んだ白ワイン(486円~)、福井梅で作られた無糖梅酒「BENICHU38°」(573円)、カクテル12種(各465円)なども並ぶ。

 店舗は、国道8号線・158号線が交わる西方交差点近くにある。物件選びでは約100件分の資料を取り寄せ、10カ所以上の候補に足を運び、好条件の居抜き店舗を掘り当てたという。山内さんは「靴を履いたまま座れるよう客席を改造しテーブル席を新設した。以前の店舗を知る方も、客席の変わりように驚くはず」と自信を見せる。

 開業に当たり、「福井商工会議所主催の飲食店開業塾で約半年間、店のコンセプト作りや人事管理など専門家の指導を受けた」とも。「開業を意識し始めた時期で、この機会を逃したら次はないと応募した。塾長の『2号店出店はあくまでスタート地点。上を目指してやっていきなさい』との励ましが力になっている」と山内さん。本店と同店を一緒に切り盛りする2人の弟と共に「目標は東京進出」と意気込む。

 営業時間は、11時30分~14時、17時~24時(土曜・祝日は17時~24時)。日曜定休(連休時は営業)。

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