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福井で「推し水ようかんの会」 お薦め品持ち寄り、「冬の味覚の再発見に」

福井の水ようかんの一例

福井の水ようかんの一例

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 福井駅西の「クマゴローカフェ」(福井市中央1)で2月4日、「推し水ようかんテイスティングの会。」が行われる。主催は、カフェ運営などを手掛ける「舎家(しゃけ)」。

会場の「クマゴローカフェ」。2015年6月に行われた「リノベーションスクール@福井」を機に誕生した

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 福井の水ようかんは、寒天、小豆、黒糖、塩などを材料とする冬の味覚で、例年11月~3月ごろに掛けて流通する。イベントスタッフの佐藤実紀代さんは「冬に県内で出回る水ようかんは約100種類。コーヒーを混ぜてコクを出しているような商品などもあり、ひいきの店を持つ知人も多い」と話す。

 プログラムは、第1部=推し水ようかんプレゼンテーション大会、第2部=水ようかんと日本酒のマリアージュ実験、第3部=テイスティングタイムの3部構成。「参加者はできるだけ、それぞれ自分の『推し水ようかん』を持参してほしい」と佐藤さん。

 第1部では、同市在住の会社員・増山芳弘さんによる波照間島(沖縄県)産黒糖などを使った自作水ようかんの作り方解説や、イベントスタッフの柴田叔之さんによる「砂糖が決め手」と題した福井県嶺南地方の水ようかんの紹介を行う。

 第2部では、酒販店「久保田酒店」(鯖江市旭町1)の久保田桐子さんがフードコーディネーターの立場から日本酒と水ようかんの相性について講話を行う。

 佐藤さんは「年末に知人と食事をした時、各自の推し水ようかんが話題に上ったのがイベント立案のきっかけ。参加者同士がお薦めを持ち寄ることで、当たり前だと思っていた福井の冬の味覚の再発見につながれば」と話す。

 14時30分開演。参加費は1,500円(1ドリンク付き)。定員15人。参加申込時に、持参する水ようかんの店名や銘柄を明記する。

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