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福井の寺で展覧会「音と布」 きょうだい2人、音楽作品と服飾雑貨を本堂に展開

フライヤーを手にする久保顕理さん

フライヤーを手にする久保顕理さん

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 福井市の飯塚観音堂法承寺(飯塚町)で5月4日・5日、展覧会「音と布」が開かれる。

久保祥子さんが展示する作品のイメージ。販売も行う

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 福井を拠点に活動する音楽プロデューサー・久保顕理さんと、久保さんの妹で、東京でアパレル関連業務に携わる祥子さんによる展覧会。2人の生家である同寺の本堂で、顕理さんが手がけた音楽作品のデジタルアーカイブや、祥子さんが製作した一点物の服飾小物などを展示する。

 顕理さんが展示するのは、テレビCM、サウンドロゴ、アーティストへの提供楽曲など、これまで手がけた約100曲からよりすぐった約5分のダイジェスト動画。本堂内に数台のパソコンを並べ、目と耳で顕理さんの作品を楽しめるようなブースを展開する。

 祥子さんは、ライフワークとして製作を続ける服飾小物やステーショナリーなど約40点を展示する。内訳は、手提げバッグ、巾着袋、ポーチ、ヘアゴム、ベビー用帽子、子ども用ポシェット、Tシャツなど。これまでの活動を通じてストックした端切れなどに新たな命を吹き込む、アップサイクルのコンセプトで作ったという。

 2人による展覧会は今回が初めて。父・明朗さんの影響で音楽の道に進んだ顕理さんは「同じ場所で生まれ育ち音楽と服飾という異なる道に進んだきょうだいが、作品展という形で故郷に再び集った。会場の展示作品から2人のルーツを感じてもらえればうれしい」と話す。

 顕理さんによると企画が持ち上がったのは約5年前で、ゴールデンウイークの里帰りに合わせて実現にこぎ着けた。祥子さんは「私のパワースポットと言える実家での展覧会で設営が今から楽しみ。寺は本来、地域の人々のよりどころとなる気軽に訪れることのできる場所。展示を見がてら、寺の雰囲気に心を和ませてもらえれば」と呼びかける。

 同寺は、718年に行基が彫刻したと伝えられる聖観音菩薩(ぼさつ)像を安置する寺院で、1854年、越前国三十三札所の23番札所として指定された。同像は17年に1回開扉される秘仏で、近年は2018(平成30)年に開扉行事が行われている。

 開催時間は9時~17時。入場無料。

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