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福井でミズベリングバー「川TERRACE」 ワインソムリエの接客も

街明かりが映る足羽川の夜景

街明かりが映る足羽川の夜景

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 福井市の幸橋(さいわいばし)北詰近くで11月13日から、ミズベリングバー「川TERRACE(テラス)」が行われる。

会場となる幸橋北詰の足羽川堤防。近くには、10月10日に開館した「グリフィス記念館」も

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 全国規模のまちづくりプロジェクト「ミズベリング」との連携企画で、川好きの若者や学識経験者らがリバービジネスなどの可能性を探るコミュニティー団体「リバビズ大学 in 日野川流域交流会」(越前市国高2)が行う。当日は福井市内の酒販店がワインバーを出店し、ワインソムリエの接客とともに、ホットワインやソフトドリンク、軽食などの販売を予定する。

 同団体の田中謙次さんによると、3月に福井市内で行われた「川ろうぜ! ミズベリング・越前若狭会議」が開催のきっかけという。「県内を流れる足羽(あすわ)川流域で活動する市民団体の人たちと、福井市内で何かイベントができないかと盛り上がったのが始まり」。同団体は2012年から年1回、越前市の日野川河川緑地でバーイベント「おしゃれな『リ・BAR』」を開いており、運営ノウハウの活用にもつなげている。

 田中さんは「今回は、来年度以降の本格展開に向けた社会実験」としながらも、行政の後押しで順調に準備を進められたと振り返る。「2011年に『河川敷地占用許可準則』の一部改正があり、国が河川敷地での営業活動を規制緩和する方向にかじを切った。会場敷地を管理する福井市も、中心市街地活性化の一環として『川TERRACE』を位置付けてくれている」と話す。

 19日のボジョレ・ヌーボー解禁日を控え、「会期後半にはボジョレの販売もあるのでは」と田中さん。「幸橋の上を走る電車の音がすてきなBGMになってくれる。会場にはテーブル席やカウンター席を設けるが、川べりで水面に映る街明かりを眺めながらの一杯も楽しそう」。街中イベント「たのしみは、ふくい。秋」の会期とも重なり、相乗効果による来客増にも期待を寄せる。

 開催時間は、13日=17時~21時、14日=15時~21時、15日=15時~20時、20日=17時~21時、21日・22日=15時~21時。雨天中止。入場無料。定員42人。

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