プレスリリース

アライドテレシス、ビットブレイン、EPLink、医療DX推進を視野に医療機関の安全な外部接続環境の実現に向けた3社協業を開始

リリース発行企業:株式会社EPLink

情報提供:

アライドテレシス株式会社(以下、アライドテレシス)、株式会社ビットブレイン(以下、ビットブレイン)、株式会社EPLink(以下、EPLink)は、医療機関と外部関係者をつなぐ通信環境の安全性・運用性向上に向け、3社協業を開始したことを発表します。本協業では、まず治験・臨床研究領域を起点に、3社の技術・知見を組み合わせた活用モデルの検討を開始します。


■ 背景
医療現場では、医療機関間の情報連携や遠隔での業務支援、クラウドサービスの活用など、医療DXの進展に伴い、外部との接続機会が増えています。こうした中、医療機関内に加え、外部との接続を含めたセキュリティ対策の重要性が高まっています。

厚生労働省の「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第7.0版」でも、ネットワークの安全性に加え、利用者の認証やアクセス権限の管理等が求められています(※1)。医療機関という「点」の対策に加え、接続先と通信経路を含む環境全体を「面」として捉え、各システムやサービスの役割と責任範囲に応じた対策を組み合わせることが重要です。
特に治験・臨床研究領域では、医療機関外の関係者が原資料を遠隔から確認するリモートSDV(Source Data Verification)の活用により、移動や日程調整の負担軽減が期待されます。一方、外部からの接続には、安全な通信環境と業務内容に応じたアクセス管理が必要となり、医療機関側の確認・管理負担への配慮も求められます。

こうした背景のもと、3社はそれぞれの技術・知見を組み合わせ、治験・臨床研究領域を起点に、安全な外部接続環境の活用モデルを検討します。


(※1) 厚生労働省「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第7.0版」システム運用編
13.1(本文pp.29-30)、14.1.1(p.36)、14.2(p.38)。確認日:2026年10月1日。
https://www.mhlw.go.jp/content/10808000/001716295.pdf


■ 協業の概要
本協業では、アライドテレシスが有する医療機関向けネットワークインフラの構築・運用支援の知見、ビットブレインが提供する医療専用閉域ネットワーク基盤「WCI (Wires Connect Intelligence)」、EPLinkが治験支援事業を通じて培った知見を組み合わせ、医療機関と外部関係者の接続を支える通信環境の実現に向け、活用モデルの検討・検証を進めます。
WCIは、閉域性・専用性を備えた医療専用閉域ネットワーク基盤です。本協業では、WCIを通信基盤として活用し、その上で利用するシステムやサービスの役割と責任範囲を踏まえ、安全な外部接続環境の活用可能性を検討します。
まずは、EPLinkが展開するリモートSDV用システム「SYNOV-R(サイノブ)」をWCI上で活用する可能性について、3社で検討を開始します。治験・臨床研究に関わる外部接続時の管理や、医療機関側の確認・管理負担の軽減に向けた検討を進めます。


■ 本協業で検討する主な活用領域
主な活用領域として、治験・臨床研究におけるリモートSDVなど、医療機関外から医療機関内の情報へアクセスする業務を想定しています。安全な通信環境と業務に応じたアクセス管理を組み合わせた活用モデルの具体化を目指します。
3社は、「WCI」と「SYNOV-R」の業務利用シーンをもとに、利用者、利用時間、利用端末、接続先などの管理要件を各システムの役割に応じて整理し、医療機関側の負担に配慮しながら、運用実態に即した活用可能性を検証します。


■ 各社の役割
- アライドテレシス株式会社
医療機関向けネットワークインフラの構築・運用支援で培った知見をもとに、ネットワーク機器および通信サービスに関する技術・運用面から、医療機関の運用実態を踏まえた安全かつ安定的な通信環境の検討を支援します。

- 株式会社ビットブレイン
医療向け閉域ネットワーク基盤「WCI」に関する技術・知見をもとに、閉域性・専用性を備えたネットワーク空間の活用可能性について、技術面から検討を支援します。

- 株式会社EPLink
治験支援事業を通じて培った知見をもとに、リモートSDV用システム「SYNOV-R」をはじめとする治験・臨床研究領域での活用シーンを提示し、医療機関外からの接続・アクセス管理における業務面での検討を支援します。

【アライドテレシス・ビットブレイン・EPLinkの3社協業の全体像】


■ 各社エンドースメント
アライドテレシス株式会社 代表取締役副社長 佐藤 朝紀
医療DXの推進においては、技術やサービスを個別に導入するだけではなく、医療現場の業務に根ざした形で安全かつ継続的に活用できる環境を整えることが重要です。本協業は、ビットブレインのWCI、EPLinkのリモートSDVに関する知見、そしてアライドテレシスの医療機関向けネットワーク領域での知見を掛け合わせることで、治験・臨床研究領域において、先進的な技術をより身近で実用的なものとし、医療機関が安心して活用できる環境の実現を目指すものです。アライドテレシスは、3社の連携を通じて、医療DXの実装を支える新たな価値の創出と展開に取り組んでまいります。

株式会社ビットブレイン 代表取締役社長 斎藤 智示
医療DXが進展するほど、医療機関には自院内の安全対策だけでなく、外部の医療機関や事業者とつながることを前提とした安全な通信環境が求められます。ビットブレインは、医療向け閉域ネットワーク基盤「WCI」を通じて、閉域性・専用性を備えた通信基盤を提供し、医療DXを支える安全な接続環境の整備に取り組んでいます。本協業では、WCIを基盤に3社それぞれの技術・知見を組み合わせ、まず治験・臨床研究領域から、実運用に即した安全な外部接続モデルの具体化を目指してまいります。

株式会社EPLink 代表取締役 中島 裕尚
治験・臨床研究のデジタル化を進めるには、技術の導入だけでなく、医療機関の運用や治験に関わる方々の業務を踏まえた、安心して継続利用できる仕組みづくりが不可欠です。EPLinkは、医療機関における治験支援とSYNOV-Rの運用を通じて培った知見を活かし、本協業において現場視点から活用モデルの具体化に取り組みます。3社それぞれの強みを結集し、医療機関の負担軽減と治験・臨床研究の効率化を両立する環境を整備することで、医療DXの推進と新たな価値の創出に貢献してまいります。


■ 今後の展望
3社は今後、医療機関での運用実態を踏まえながら、リモートSDVをはじめとする具体的な活用シーンの検討・検証を進めてまいります。
また、本取り組みを通じて得られる知見をもとに、将来的には、医療機関と外部関係者を安全かつ効率的につなぐアクセス環境のあり方や医療DXを推進させる仕組みについて、継続して検討してまいります。

■ 各社について
【アライドテレシス 株式会社】
アライドテレシスは1987年創業、日本発でグローバルに展開するネットワーク機器メーカーです。スイッチや無線LANなどのプロダクトだけでなく、ITサービスやセキュリティも含めた研究開発から製造・販売を行う、ITインフラのスペシャリスト集団です。あらゆるシーンでDXのニーズが高まる中、複雑化するネットワーク課題をITで解決し、安全で持続可能な社会の実現に貢献します。
代表者:代表取締役社長 サチエ オオシマ
本 社:東京都品川区西五反田7-21-11 第2TOCビル
設 立:2004年
URL:https://www.allied-telesis.co.jp

【株式会社 ビットブレイン】
ビットブレインは、医療DXを支える安全な通信基盤・セキュリティ環境の構築に取り組んでいます。医療向け閉域ネットワーク基盤「WCI (Wires Connect Intelligence)」を提供し、閉域性・専用性を備えたネットワーク環境を通じて、医療機関と外部関係者・事業者を安全につなぐ通信基盤の整備と、新たな医療DXの実現を支えています。
代表者:代表取締役社長 斎藤 智示
本 社:福井県福井市中央1丁目3-5 FUKUMACHIBLOCK
創 業:2015年
URL:https://bit-brain.jp/

【株式会社 EPLink】
EPLinkは、治験実施施設支援機関(SMO)として、医療機関における治験業務を専門人材と仕組みの両面から支援しています。治験参加者への対応や試験運営を支援する治験コーディネーター(CRC)、データ管理担当者(SDM)、治験事務局支援担当者(SMA)などの専門スタッフによる支援に加え、リモートアクセスシステム「SYNOV-R」、治験文書クラウドシステム「DDTS」、分散型臨床試験(DCT)などのソリューションを提供し、治験・臨床研究の品質向上と効率化に取り組んでいます。
代表者:代表取締役 中島 裕尚
本 社:東京都千代田区六番町2番地19 PMO市ヶ谷
創 業:1999年
URL:https://www.ep-link.co.jp


■ この件に関する報道関係者からのお問い合わせ先
アライドテレシス 株式会社
・マーケティングコミュニケーション部
E-mail: pr_mktg@allied-telesis.co.jp

株式会社 ビットブレイン
・経営管理部
E-mail: sales@bit-brain.jp

株式会社EPLink
・総務室
E-mail: info@eps.co.jp



注)本リリースに記載されている商品またはサービスの名称等はアライドテレシスホールディングス株式会社(アライドテレシス株式会社などグループ各社)および、株式会社 ビットブレイン、株式会社 EPLink、ならびに第三者や各社の商標または登録商標です。
注)本リリースに掲載されている内容、サービス/製品の価格、仕様、お問い合わせ先、その他の情報は、発表時点の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。また、プレスリリースにおける計画、目標などはさまざまなリスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合もあります。あらかじめご了承ください。