福井県永平寺町のプリン専門店「永平寺だるまぷりん」(永平寺町志比)が7月16日、新商品「だるまぷりん こくとう わらび餅入り」の販売を始めた。
店舗外観。井上さんによると、「店頭で写真を撮られる方や、ユーチューブに撮影動画を上げる方など多くの反応を頂いている」という
3月26日にオープンした同店の夏季限定商品で、「これまでに来店していただいたお客さまにも、だるまぷりんの魅力をさらに感じてもらえれば」(店主・井上才蔵さん)と企画。ゴールデンウイーク明けから、コンセプト立案、デザイン作成、試作などの商品開発を進めてきた。
プリン生地に沖縄県産の黒糖を使い、刻んだわらび餅をまぜることで食感に変化を付けた。容器にあしらったキャラクター「だるぷり男爵(だんしゃく)」は禅宗の初祖とされる達磨(だるま)大師にちなんだもので、同商品開発に当たりサングラスバージョンのキャラクターを作成。「少し茶色がかかったプリンで日焼けした感じを出した」(井上さん)という。
北陸新幹線福井・敦賀開業や、中部縦貫自動車道全通などを見据え、「今のうちから人気スイーツへの足場固めを進めておきたい」という趣旨でオープンした同店。井上さんは「だるまぷりんを基本軸に、永平寺参拝に来てくださる方も増やすような取り組みをさらに進めたい」と話す。
価格は450円。店頭のほか、同店通販サイト、JR福井駅内の商業施設「プリズム福井」での出張店舗でも販売する。販売期間は8月31日までを予定する(プリズム福井での販売は7月31日~8月29日)。