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福井で映画「痛くない死に方」舞台あいさつ 原作者招き、在宅医療などテーマに

「痛くない死に方」のワンシーン ©「痛くない死に方」製作委員会

「痛くない死に方」のワンシーン ©「痛くない死に方」製作委員会

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 映画「痛くない死に方」の舞台あいさつが4月10日、福井市にある映画館「メトロ劇場」(福井市順化1)で行われる。

舞台あいさつのゲストとして登壇する長尾さん。高齢者の健康、終末期医療、尊厳死・平穏死などに詳しい © 「けったいな町医者」製作委員会

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 「痛くない死に方」は、「町全体が私の病棟、自宅は世界最高の特別室」をモットーに1500人を在宅でみとってきた医師・長尾和宏さん(兵庫県在住)の著書を映画化した作品。「TATTO〈刺青〉あり」などを手掛けた高橋伴明さんが監督を務め、柄本佑さん、坂井真紀さん、余貴美子さん、大谷直子さん、宇崎竜童さん、奥田瑛二さんらが出演する。

 末期がん患者の終末医療を巡り、患者とその家族、両者に向き合う医師の姿を描きながらストーリーが進む。2月の東京を皮切りに全国上映を展開しており、柄本さん演じる在宅医師の葛藤や、長尾さんをモデルにした先輩医師の助言などにSNSでは共感の声が寄せられる。

 舞台あいさつは同作品(4月10日~23日上映)と、長尾さんの日常に迫ったドキュメンタリー「けったいな町医者」(同24日~30日上映)に合わせ関係者が企画した。1時間52分の作品上映後、長尾さんをゲストに製作エピソードや在宅医療事情などのトークを予定する。

 12時10分上映開始。舞台あいさつは上映後に行う。映画観覧料は、一般=1,700円、大学生=1,300円、小中高生=1,000円など。

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