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福井の地酒「黒龍」に限定品 特約店有志ら企画、酒米に県産「さかほまれ」

商品のボトルとパッケージを手にする竹内さん

商品のボトルとパッケージを手にする竹内さん

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 福井の地酒「黒龍(こくりゅう) 」の取扱店19店でつくる「黒龍特約店有志の会」が3月6日、福井県内限定の商品「黒龍 あどそ さかほまれ」の販売を始める。

同会の「ありがとうプロジェクト」の様子。「周囲の人たちへの感謝を『あどそ』に込めて贈ろう」を掲げ、地元の学生らと酒米の田植えや稲刈りなどを行う

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 同会の設立10年を記念した純米大吟醸酒で、福井県農業試験場が福井県酒造組合などと共に約9年かけて開発した大吟醸酒向け酒米「さかほまれ」を材料とした。さかほまれを用いた「黒龍」ブランド商品は、昨年、醸造元の黒龍酒造(永平寺町)が限定販売した「黒龍 純米大吟醸×荒木飛呂彦」に次いで2銘柄目。

 銘柄名は同社の契約水田がある大野市阿難祖地頭方(あどそじとうほう)に由来する。企画担当で酒販店「酒のタケウチ」(福井市下馬3)の竹内亨さんによると、「会の活動は若年層を対象にした酒米の田植え・収穫体験から始まったが、開始2年ほどで当会独自の日本酒を造ってはという話に展開した。独自銘柄を1店舗だけで造るのは難しいが、酒販店同士が手を取り合えば実現するのではと機運が高まった」

 当初は福井県産の酒米「五百万石」を材料としていたが、2019年醸造分から「さかほまれ」も加わった。「福井県産といえど酒米に関心が向く地元の方はまだまだ少数」と竹内さん。北陸新幹線延伸を見据えた観光PRという側面もあり、「ネットで『さかほまれ』と検索したときに福井のことを知ってもらえるような仕掛けをつくっていきたい」と話す。

 発足10年を記念し、3月13日18時から、オンラインイベント「いい酒・いい人・いい肴(さかな)」を行う。同会加盟店で販売するチケット(1万1,000円、限定300セット)には、「黒龍 あどそ さかほまれ 2019」と、黒龍吟醸粕(かす)仕込み鯖(さば)へしこなど3品で構成する「望洋楼厳選酒肴(しゅこう)セット」が付き、イベント開催前日までに参加者に配送する。

 720ミリリットル入り。価格は4,500円(税別)。

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