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福井駅内に地酒スタンドバー 飲み比べセット、地元産つまみも

福井の地酒を楽しむ来店客

福井の地酒を楽しむ来店客

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 JR福井駅コンコースに4月23日、地酒スタンドバー「NOMOSSA」がオープンした。

「福井の地酒三蔵飲み比べセット」(左)は約50ミリリットル入りのカップで提供する

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 JR西日本金沢支社(金沢市)が昨年から福井県内で行っている観光ワークショップの一環で、福井酒販(福井市)、ジェイアールサービスネット金沢(金沢市)、JR西日本金沢支社の3社が共同企画した。2022年度末予定の北陸新幹線敦賀開業に向け、福井の特産品の掘り起こしなどにつなげようと期間限定で営業する。

 地酒メニューは「黒龍 大吟醸」「花垣 超特撰大吟醸」「早瀬浦 大吟醸」などショット売り12種(100ミリリットル入り、各900円)、「だんね」「うらら」「ほやね」などの福井弁を冠した週替わりの「福井の地酒三蔵飲み比べセット」(3コース、各800円)などで展開する。

 このほか、ピルスナー、アンバーエール、ダークエールの地ビール3種(330ミリリットルびん入り、各600円)、サバのへしこ、焼きウニ(各400円)、焼きサバずし(500円)、豆板(200円)などのつまみ類12種も用意する。

 大阪から訪れたという20代の男性客は「先週ネットニュースでオープンを知り、富山への旅行の道中で途中下車した。福井の日本酒は味が濃厚で飲み応えがある」と笑顔を見せる。ツイッターにも「北陸新幹線開業で駅が広くなったら常設化を」「飲み鉄にはたまらない」「わくわくする」などの声が寄せられている。

 店名の「飲もっさ」は、福井弁で「飲みましょうよ」の意味。福井酒販の水元義則社長は「出張や観光で福井に来る方だけでなく、地元の方にとっても福井の地酒の良さを再認識する場となれば。日本酒にも旬があり、期間中は各蔵元が出す季節の日本酒も紹介したい」と話す。

 営業時間は16時~21時30分。10月28日まで。

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