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福井舞台の青春小説「2.43」アニメ版放映へ 声優陣に地元出身・蒼井翔太さんも

第1話より。黒羽祐仁(左)、灰島公誓(右)の再会シーン ©壁井ユカコ/集英社・アニメ「2.43」製作委員会

第1話より。黒羽祐仁(左)、灰島公誓(右)の再会シーン ©壁井ユカコ/集英社・アニメ「2.43」製作委員会

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 1月10日、福井を舞台にしたアニメ番組「2.43 清陰高校男子バレー部」の放映が福井テレビで始まる。

福井駅コンコースに掲出されている「2.43」のポスター。駅西口広場に実在する恐竜モニュメントを背景に登場人物が並ぶ

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 「2.43」は、夫が福井出身という壁井ユカコさん(東京都在住)が原作を手掛ける青春小説。架空の「福井県立七符清陰高校」男子バレーボール部を舞台に、幼なじみの黒羽祐仁(ゆに)、灰島公誓(きみちか)の「ユニチカ」コンビを軸に福井弁を交えて展開する。2013(平成25)年のシリーズ1冊目を皮切りに版を重ね、2018(平成30)年にはコミック化もされた。

 アニメ版は2019年11月に制作発表され、1月上旬からフジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」などで全国放映が始まった。福井市出身の声優・蒼井翔太さんも声の出演として名を連ねる。第1話では、少年時代の回想、東京のバレーボール強豪校を経ての公誓の帰郷、中学生に成長した2人の再会など、原作序盤のエピソードをスピード感あふれる映像とともに描く。

 ツイッターでは、アニメ版開始を待ちわびていたファンがハッシュタグ「#anime243」で感想をツイート。福井テレビのキャラクター「イヤイヤちゃん」のアカウントも、「放映まであと1日。待ちきれずに配信で見てしまった人も、何度でも一緒に見よっさ」と福井弁を交えて呼び掛ける。

 放映開始に合わせ、ブルーレイボックスとDVDボックスの発売も発表された。ボックスは上巻(4月28日発売)、下巻(6月23日発売)の2巻構成で、ともに完全限定生産。本編映像に加え、壁井さん書き下ろしの短編小説・ドラマCD、特製ブックレットなどの特典が付く。価格は、ブルーレイ=各巻1万7,000円(税別)、DVD=同1万5,000円(同)。

 放映は、毎週日曜9時30分~10時。

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