福井市出身のミュージシャンが6月15日、ファッションブランド「福井迷彩」のネット販売を始めた。
ダウンロード販売する背景画像と共にカメラに収まる川縁さん。「オープン早々、福井県外の方からの購入もあり驚いている」と話す
東京と福井の2拠点生活で音楽活動し、福井の伝統工芸応援アイドル「さくらいと」のプロデュースなども手掛ける川縁圭志さんが始めたプロジェクト。「これまでのカタチを解きほぐし、再度つなぎなおして、新たな風景を創る」をコンセプトに、福井県内17市町の形をモチーフにした迷彩柄の衣類・雑貨類などを展開する。
カラーバリエーションは、オーソドックスな迷彩柄と、蛍光色を基調にした「2020カラー」の2タイプ。第1弾商品として、Tシャツ、スカート、ラップワンピース、水着、ビーチサンダル、ウエストポーチ、リュックサック、風呂敷、ハンカチ、スポーツタオル、ビデオ会議用のバーチャル背景などをそろえた。
「コロナ禍で社会構造が大きく変わることを予感し、未来が楽しみになる新しい福井を皆さんと共にワクワクしながらつくっていければ」と川縁さん。自身が手掛ける伝統工芸応援アイドルの活動に触れながら、「福井の人たちの助けを借りながら、ゆくゆくは全ての商品を地元の企業・素材・技術の下で生産できるような体制にしたい」と目標を掲げる。
ダウンロード販売の商品以外は完全受注生産。