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福井・南越前に交流拠点開設へ 旧保育所リノベのカフェ&古道具店、改装費用募る

メンバーらのセルフリノベーションによる「ORION BAKE」は昨年秋の「マーケット」で限定オープン。寄付金を活用して通年営業を目指す

メンバーらのセルフリノベーションによる「ORION BAKE」は昨年秋の「マーケット」で限定オープン。寄付金を活用して通年営業を目指す

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 福井県南越前町を拠点に活動するグループ「たくらCANVAS」が現在、町内の遊休施設をリノベーションするための資金を募っている。

グループ代表の藤原さん。自身も同保育所修了生の一人で、17年間勤務した町役場を退職し雑貨店を開店した

 たくらCANVASは、同町宅良(たくら)地区の住民や、宅良地区で活動する福井大(福井市文京3)工学部住環境計画研究室のメンバー、起業希望者などでつくるグループ。2004(平成16)年に閉所した旧宅良保育所園舎や園庭などを開放し、2014(平成26)年からマルシェ形式のイベント「たくらCANVASマーケット」、春のピクニック、冬のお茶会などを企画・運営してきた。

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 活動を続ける中で、メンバーは通年で同施設を活用し交流人口増加の拠点へ発展させる方法を模索。代表で雑貨店「GENOME(ゲノム)」(南越前町長沢)店主の藤原ヨシオさんらが議論を重ね、ハンドドリップコーヒーと焼き菓子をメインにしたカフェ「ORION BAKE(オリオンベイク)」と、同地区や近隣地区から出た古道具をそろえる「雑貨屋GENOME 古道具部」を開設することにした。

 クラウドファンディングサイト「モーションギャラリー」で寄付を募り、老朽化が進んだ上下水道設備の改修や、カフェ厨房(ちゅうぼう)の配管工事費用などに充てる。目標額は170万円で、寄付コースは3,000円~5万円の10通り。返礼品として、同カフェのコーヒーチケット、焼き菓子詰め合わせ、施設壁面へのネームプレート設置、プレオープン招待(交通費除く)などを設ける。

 当初800人ほどの来場者数だった「マーケット」は昨年秋、3000人を超えるまでに成長した。藤原さんは「役場の理解を得て長期のテナント契約で建物を使えるようになり、大がかりな工事を行える下地もできた。商店がほとんどない宅良地区にカフェができることを地域の人たちも心待ちにしてくれている。楽しい時間を過ごせる空間づくりに向け、みなさんの力を借りながら準備を進めていければ」と話す。

 店舗オープンは9月を予定。クラウドファンディングは6月26日23時59分締め切り。