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福井・坂井の「住みます芸人」に「モグモグパクパク」 観光ガイドにも笑いの力で一役

「市民全員と友だちになれるくらいの存在に」と意気込む、平本さん(左)、勝俣さん(右)

「市民全員と友だちになれるくらいの存在に」と意気込む、平本さん(左)、勝俣さん(右)

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 4月8日、坂井市役所で「2代目 坂井市専属住みます芸人」就任式が行われた。

吉本興業のタレント養成所「NSC」では先輩後輩の間柄だった「モグモグパクパク」の2人。先輩が後輩をサポートするアシスタント制度をきっかけに親交を深めたという

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 住みます芸人は、よしもとクリエイティブ・エージェンシー(大阪市中央区)が「笑いの力で地方を活性化」を掲げ、全国各地の自治体や企業などと進める共同プロジェクト。47都道府県に同社所属の芸人が移住し、イベントや事業などに参加している。坂井市では昨年、全国2例目という「市町村専属住みます芸人」が就任し活動を展開した。

 2代目住みます芸人となった「モグモグパクパク」は、ボケ担当の平本元気さん(広島市出身)、ツッコミ担当の勝俣大地さん(堺市出身)の2人組。共に吉本興業のタレント養成所「NSC」出身で、同名の競走馬に由来するコンビ名は母馬「ワスレナイデ」にも掛けたという。

 記者会見で平本さんは「動画編集の趣味を生かして地域の情報を芸人目線で発信したい。東尋坊などで苦労しながら自撮りしている観光客の撮影も手助けできれば」、声優能力検定3級を持つ勝俣さんは「地元CMや、施設の館内アナウンスなど、声を生かした仕事でも坂井市に貢献したい」と意気込む。

 「(勝俣さんの出身地名と同じ読みで)坂井市にはシンパシーを感じる。社内で住みます芸人の募集があった時も『チャンスだよね』と話したことを覚えている」と2人。三国祭(5月)、古城マラソン(6月)などへのイベント出演のほか、丸岡城、三国湊(みなと)、東尋坊などでの「お笑い観光ガイド」も予定する。

 4月26日19時から、定旨集落センター(坂井市坂井町定旨)で「住みます芸人無料ライブ@定旨」を行う。出演は、モグモグパクパク、飯めしあがれこにおさん、クレヨンいとうさん、カリマンタンら。定員30人。

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