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福井で活動写真弁士付き上映会 戦前の小津作品など無声映画生き生きと演出

上映作品より「一寸法師・ちび助物語」

上映作品より「一寸法師・ちび助物語」

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 上映会「素晴らしき哉、活動写真!」が5月5日、福井市の映画館「メトロ劇場」(福井市順化1)で開催される。

弁士のハルキさん。弁氏名は、弁士だった義父・松田春翠と本名から一字を取って付けたという

 無声映画の内容を語りで解説する専門職「活動写真弁士(以下、弁士)」を招いて行う上映会。川越スカラ座(埼玉県川越市)などで定期公演を行う弁士「ハルキ」さんが、1930年代製作の無声映画に新鮮な息を吹き込む。

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 プログラムは午前・午後の2部構成で展開する。上映作品は、旅芝居芸人一座を舞台にした「浮草物語」、片岡千恵蔵らが出演する股旅物「番場の忠太郎 瞼の母」、国産アニメーションの先駆者の一人とされる瀬尾光世が手掛けた「一寸法師・ちび助物語」の計3本。

 映画業界では、「ボヘミアン・ラプソディ」応援上映など、銀幕と客席が一体化したイベントが話題となっている。メトロ劇場館主の根岸輝尚さんは「弁士の語りで観客がドッと沸くような劇場を見てみたいと考え上映会を立案した。静かに作品を観賞するだけでなく、声を出して泣いて笑って感動を分かち合うのも映画の楽しみの一つでは」と話す。

 開演は、午前=10時45分、午後=15時15分。料金は、前売り=一般1,800円、高校生以下=1,200円、当日=同2,000円、同1,500円。2回セット券も販売する。

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