福井駅西の「響のホール」(福井市中央1)で11月3日、CM上映イベント「世界のCMフェスティバル 2017 in FUKUI」が行われる。
福井発祥の焼き鳥店「秋吉」での打ち上げが楽しみというブーヴィエさん
フランス発の同フェスは1999年、福岡市在住のジャンクリスチャン・ブーヴィエさんが日本での開催をスタート。福井では2005年に行われた「第20回国民文化祭・ふくい2005」の一環として始まり、今年で13回目となる。
約20年にわたる同フェスの歴史を振り返る「ベストセレクション大公開」をテーマに、約3時間250本のCM上映を予定する。同ホールスタッフの中埜浩子さんは「『優れたアイデアによるCMには、たとえ低予算でも色あせない面白さがある』というのがブーヴィエさんの持論。国際広告祭受賞作など有名なCMだけでなく、ブーヴィエさんの視点で選ばれたユニークな作品が出てくるのでは」と話す。
中埜さんによると、今年同フェスが行われるのは福井と沖縄のみという。「ブーヴィエさんゆかりの九州のご当地CM上映も予定しており、過去のCMフェスで上映しなかった作品もピックアップすると聞いた。毎回来てくださる常連さんや県外のCMフェスファンの方にも新鮮なイベントになりそう」と期待を寄せる。
14時開演。料金は、前売り=一般2,000円、学生1,500円、当日=同2,500円、同1,500円、小学生以下無料(要保護者同伴)。チケットは、同ホールプレイガイド・ローソンチケット・チケットぴあなどで取り扱う。