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福井で「ムービーハッカソン」 3日間でまちづくり映画製作、寄付も呼び掛け

福井で「ムービーハッカソン」 3日間でまちづくり映画製作、寄付も呼び掛け

前回、福井駅西の商店街「ガレリア元町」での撮影の様子

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 福井在住の映画ファンなどでつくる「ふくいまちなかムービープロジェクト」が9月16日~18日、「第2回ムービーハッカソン」を行う。

福井駅西の新栄商店街に立つ宮田さん。「ハッカソンの撮影をこの場所から始める予定」という

 ソフトウエア開発者らが短期間で成果物を作り上げるイベント「ハッカソン」に倣い福井駅周辺をロケ地とした短編映画を3日間で製作するイベントで、昨年に続き2回目。10月28日、映画館「テアトルサンク」(福井市中央1)で行う「福井駅前短編映画祭2017」のスピンオフ企画として、同プロジェクトスタッフで地元情報誌「月刊ウララ」編集者の宮田耕輔さんが中心となって立案した。

 同映画祭審査委員長で同市出身の俳優・津田寛治さんとの出会いが立案につながったという。「ハッカソンは津田さんが以前から温めていたアイデアを基に実現できたイベント。世界各地で行われる映画祭との差別化という狙いもあった」。前回は新聞やSNSなどでの呼び掛けに小学生から40代まで県内外から約50人が応じ、3チームに分かれてロケハンや台本作成、撮影などを行った。

 宮田さんは「ハッカソンで製作した作品を映画館で上映するのもイベントの特徴」と強調する。「福井駅周辺にある映画館は計10スクリーン。人口規模から見て中心市街地にこれほどの映画館があるのは全国的に珍しく、映画を街の盛り上げ役として据える地元企業のプライドも感じる。名だたる映画祭がホールを会場としている中、映画館の方の理解と協力がうれしい」と笑顔を見せる。

 前回は福井市などが主催するアートイベント「フクイ夢アート」の一環だったが、同イベント終了に伴い資金確保や運営基盤づくりなどの壁が立ちふさがる。「高校時代にまちづくりという言葉に初めて接し、福井をよくしたいという一心で編集の仕事に就いた。映画祭の運営も仕事を起点にした『枝』として派生している。ハッカソンに関わった人たちの『またやりたい』の言葉が忘れられない」

 持続可能な運営体制をつくろうと現在、映画製作費、映画祭出品料、海外展開時の翻訳・字幕挿入などに充てる資金をクラウドファンディングで募っている。支援コースは3,000円~20万円の6通りで、動画共有サイト「Vimeo」でのアップロード版閲覧権(3,000円)、エンドロールでの氏名掲載と作品DVD(1万円)などの返礼品のほか、エンドロールに企業ロゴなどを掲載できる企業協賛枠も用意した。目標額は100万円。

 「前回の撮影時、地域の人たちから『映画撮影頑張って』『福井をもっと発信してね』などの声を頂き、映画という言葉の重みを実感した」と振り返る宮田さん。映画のエンターテインメント性やメディア特性を引き合いに「映画=オールドメディアという見方もあるが、映画は世界共通の娯楽で『福井を世界に発信するツール』として実は一番の近道なのでは」と力を込める。

 クラウドファンディングは8月18日締め切り。

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