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福井県坂井市が移住促進動画 東尋坊にちなみ、サスペンスドラマ仕立てで

動画の1シーン。「サスペンスはないけど、○○はある」と、さまざまな「○○」で坂井市での暮らしの豊かさを訴求する

動画の1シーン。「サスペンスはないけど、○○はある」と、さまざまな「○○」で坂井市での暮らしの豊かさを訴求する

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 福井県坂井市が2月28日、移住プロモーション動画「サスペンス探偵」を公開した。

東尋坊でのロケの様子。かつてテレビ放映されていた「火曜サスペンス劇場」にちなみ、火曜日21時に動画公開するという遊び心も盛り込んだ

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 お試し移住制度や移住支援金など、坂井市が展開する移住政策の認知向上につなげようと企画した。移住定住促進事業などを手がける「BeA(ベア)」(東京都渋谷区)と共に制作し、約5カ月かけて公開にこぎ着けた。

 動画は全6話構成で、1話当たり30秒~45秒程度のショートムービー。市内にある東尋坊(とうじんぼう)がサスペンスドラマのロケ地となる機会が多いことから、「サスペンス」をキーワードに俳優の小野孝弘さん演じる探偵が市内各地を巡る内容となっている。

 撮影は、国登録有形文化財の旧森田銀行本店、油揚げ製造販売の「谷口屋」、福井県児童科学館(エンゼルランドふくい)、東尋坊、料理店「料理茶屋 魚志楼」などで行った。坂井市民がエキストラ出演するほか、最終話には坂井市の池田禎孝市長も登場する。

 エキストラ出演した坂井市企画政策課の小玉悠太郎さんは「撮影クルーは関東在住の人たちで、ロケの先々で新鮮な反応を示してくれたことが印象に残っている。移住を検討する人たちの目線で坂井市の魅力を体感しながらカメラに収めてもらえたのでは」と振り返る。

 坂井市は、宝島社(東京都千代田区)による「2023年版 第11回住みたい田舎ベストランキング」で福井県内1位にランクインしている。小玉さんは「ネットだけでなく都市部で行う移住イベントなどでも動画を活用したい。配信を機に坂井市を移住候補地の一つとして考えてくれる人が増えたら」と期待を寄せる。

 動画は坂井市公式ユーチューブチャンネル、坂井市移住ガイドウェブサイト「SAKAI-TURNs(サカイターンズ)」、移住マッチングプラットホーム「たびすむ」などで公開している。

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