福井県眼鏡協会(鯖江市新横江2)が5月11日、「めがねフェス2021」の開催延期を発表した。
昨年、実行委員会に寄せられた「めがねよ、ありがとう作文」の一部。今年は新たに、福井県内にある個人書店の店主らが審査員を務める「めがねのまちの本屋賞」を設ける
会場である「めがねミュージアム」(同)に隣接する市総合体育館が新型コロナウイルスワクチン接種会場となったことに伴う措置。開催日を当初の7月中旬から、8月7日・8日に変更する。
同フェスは今年で8回目で、「めがねに、会いたい。」をコンセプトに、「めがね供養」「めがねワークショップ」「めがねグルメ」などのプログラムを展開する。同協会などでつくる実行委員会の担当者は「楽しみにお待ちいただいている方や関係者の方には迷惑を掛けることになるが、より安心・安全にイベントが開催できるように準備を進めたい」と話す。
2018(平成30)年に始まった「めがねよ、ありがとう作文」は継続して募集。眼鏡にまつわる家族や友人のエピソードや、供養する眼鏡への感謝の言葉など、指定原稿用紙に書かれた未発表のオリジナル作品を受け付ける。締め切りは6月1日。