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福井発の建築士向け季刊誌が「隈研吾 特別賞」 発行元、アプリでも誌面公開

同誌のバックナンバー。これまでに、日華化学(福井市文京4)NICCA イノベーションセンターを手掛けた建築家・小堀哲夫さんの特集などが組まれている

同誌のバックナンバー。これまでに、日華化学(福井市文京4)NICCA イノベーションセンターを手掛けた建築家・小堀哲夫さんの特集などが組まれている

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 建材ネット販売などを手掛ける「OOKABE Creations」(福井市米松2)が発行する季刊誌「CLASS1 ARCHITECT」が11月、「日本地域情報コンテンツ大賞2020」の「2020隈研吾 特別賞」を受賞した。

同社が提供する建築士・工務店向けアプリ「CLASS1 ARCHITECT PORTAL」でも閲覧できる

 同誌は建築家や建材生産者など建築に関わる人物に焦点を当てた内容で、全国の建築士や工務店などに向けて発行。1970年代生まれの建築家がリレー形式で誌面に登場し、自身が手掛けた建築物で採用した建材などを紹介する。

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 発行部数は2万部。2019(平成31)年1月から季刊誌として発行を続けている。編集スタッフによると、読者が建材選びをする際の不安を払拭(ふっしょく)することや、優れた製品や技術を持つ建材メーカーの知名度向上などにつながっているという。

 一般社団法人日本地域情報振興協会(東京都中央区)が主催する日本地域情報コンテンツ大賞は、全国各地のタウン誌やフリーペーパーを対象に、観光、グルメ、ライフスタイル、企業誌などの部門を設ける。特別賞は建築家の隈研吾さんが部門を超えて選び、同誌は優秀賞4媒体のうちの一つに入賞した。

 今年は過去最多の475媒体が応募した。同社の大壁勝洋会長は「『建築家や建材の価値が社会に十分伝わっていない』という問題意識のもとに始めたフリーマガジンが、日本を代表する建築家である隈氏に評価していただけ自信につながった。今後も、建築家や建材メーカーの方々の問題を解決できるような企画やサービスを次々に提案していきたい」と話す。