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鯖江市JK課、ローソンと共同で「山うに」2商品 伝統薬味の知名度向上目指す

鯖江市役所で行われた発表会の様子

鯖江市役所で行われた発表会の様子

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 福井県鯖江市「JK課」が1月16日、ローソン(東京都品川区)と共同開発した「山うに」関連商品を発表した。

山うにや、「鯖江市役所JK課と作りました」などのキャッチコピーが書かれた商品を手にする同課メンバー

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 同課は2014年に始まった同市のまちづくりプロジェクトで、メンバーは現在47人。市内の高校や工業高等専門学校に在籍する女子生徒・学生、同市在住の女子高校生(=JK)などで構成する。

 商品開発は「自由で実験的な市民協働」を掲げるプロジェクト活動の一環。ユズ、完熟シシトウ、鷹(たか)の爪、塩などを合わせた同市河和田地区の伝統薬味「山うに」を使い、昨年9月から両者が意見交換を重ねて作り上げた。

 商品は「手巻おにぎり シーチキン山うにマヨ」(135円)、「チキンポテト&豚しゃぶサンド(山うに風味)」(298円)の2種類。同課の企画による「全国高校生まちづくりサミット」を機に交流が始まった山うに製造販売「越前隊」(鯖江市尾花町)の商品を基に、JKの嗜好(しこう)や、具材との相性などを考慮して風味を整えたという。

 総務省「ふるさとづくり大賞」総務大臣賞受賞や、高校「現代社会」の副読本で活動が紹介されるなどの実績を重ねる同課。メンバーの一人は「JK課の活動を通じて山うにのおいしさを初めて知った。学校の昼休みにも食べられるような商品開発に携わることができてうれしい」と話す。

 発売日は1月23日。中部地区のローソン各店で扱う。

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