福井県がクラウドファンドで高校生海外留学支援 リターン品に恐竜博物館年間パスも

プロジェクトは12月11日スタート。現在、67万円が寄せられている

プロジェクトは12月11日スタート。現在、67万円が寄せられている

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 福井県が現在、県内高校生の長期海外留学を支援するクラウドファンディングプロジェクトを行っている。

 ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンク(東京都目黒区)との共同プロジェクト。集まった支援金は、県が2016年10月に高校生の長期海外留学支援を目的に設立した「福井県きぼう応援海外留学奨学金」の財源となる「福井県奨学育成基金」に充てられる。

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 支援金は県の提唱で制度化された「ふるさと納税」の対象となり、所定の手続きを経ることで支援金の一部が所得税や個人住民税から控除される。

 目標額は340万円。目標額を超える寄付金は同基金に積み立て、翌年度以降の留学生支援に活用する。支援者へのリターン品として、留学生からのリポートを送るほか、5,000円以上を支援した県外在住者には福井県立恐竜博物館(勝山市)の年間パスポートとして使える「ふるさと県民証」を用意する。

 同奨学金による支援実績は、2016年度=1年留学3人・2年留学1人、2017年度=同3人・同1人。奨学金は、授業料、ホームステイ費や寮費などの現地生活費、渡航費などに充てられる。

 県では、外国語指導助手(ALT)増員、英語独自教材の作成、オールイングリッシュ授業など外国語教育の環境づくりを進めている。担当者は「奨学金制度の創設で県内高校生の長期留学への関心が高まっている。海外の高校卒業や国際バカロレア資格取得などを視野に入れた長期留学を継続的に応援できるよう協力いただければ」と呼び掛ける。

 2018年3月31日締め切り。