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福井駅西「FUKUMACHI BLOCK」開業へ 街中にぎわいの核に

地域産品ストア「SAVA!STORE」のディスプレー

地域産品ストア「SAVA!STORE」のディスプレー

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 福井駅西の再開発エリア「FUKUMACHI BLOCK」(中央1)の一部が3月16日、先行開業する。

屋内広場「ULO」の一角にあるカフェ・レストラン

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 2021年秋から、福井駅前電車通り北地区A街区市街地再開発組合(大手3)が福井駅西の通称「三角地帯」東側で整備を進める同街区。共に地上28階建てのホテル・オフィス棟と住居棟が中心になるエリアの延べ床面積は約7万1200平方メートル。うちフードホールやホテル、駐車場、屋内広場の一部機能などが北陸新幹線延伸開業に合わせてオープンする。

 フードホール「MINIE」は、施設面積約2185平方メートル。クラフトビール醸造所併設レストラン「OUR BREWING」、「地産地消地益」を掲げるセレクトショップ「FOODLAB MINIE BASE」、福井県内の地域産品ストア「SAVA!STORE」、SNSで話題の福井グルメを週替わりで並べるポップアップストア「エンジョeat!!! CAFE」など29店舗で構成する。

 MINIEに隣接するエリア東端の「ULO」は、高さ13メートルの吹き抜け空間を持つ屋内広場。運営するタウンマネジメント機関「まちづくり福井」(中央1)によると、施設面積は約480平方メートル。広場の一角にはDJブースや米スタインウェイ社のピアノなどを設ける。オープンキッチン形式のカフェ・レストラン機能を先行開業する。

 開業に先立って内覧会が行われ、杉本達治福井県知事や同組合の市橋信孝理事長ら関係者が出席した。「新幹線開業まで後3日。県内外の皆さんにこの景色や味を楽しんでもらえる場所ができた。100年に一度と言われるチャンスを生かし、にぎわいがさらに広がるよう前進させたい」と杉本知事。市橋理事長は「回遊性を高めて歩いて楽しめる街づくりを目指した。県民にとっては楽しい日常の場として、県外からの来訪者には福井を楽しむための拠点として、それぞれ利用してもらえれば」と話す。

 当日は11時開業。10時30分からオープニングイベントを行う。

 同エリアには、スタートアップ向けインキュベーションフロア、7フロア構成の貸しオフィス、プールやスパなどを併設するフィットネスジムなども入居。8月上旬の街開き(グランドオープン)に向け、4月上旬から順次、営業を始める。

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