福井商工会議所青年部が3月23日・24日、「ふくい桜まつり ロゲイニング」を今年も開催する。現在、参加者を募集している。
3月22日に開幕する「第39回 ふくい桜まつり」関連イベントとして、福井の若手経営者らでつくる同部が企画した。昨年に次いで2回目。ファミリーや友人同士のグループなど、2~5人のチーム単位で参加を募る。
ロゲイニングは、地図、モバイル機器、コンパスなどを使って指定のチェックポイントを巡るスポーツ。制限時間内にできるだけ多くのポイントを回るとともに、各ポイントで課されるミッションに取り組むなどしてより多くの点数獲得を目指す。
スタッフの宮田由紀恵さんによると、昨年は県内外から110人が参加したという。「柴田勝家やお市の方ゆかりの寺院で辞世の句を詠んだり、横断歩道でビートルズのアルバムジャケット風の写真を撮ったりするなどのミッションを設けた。『面白かった』という声が多く、今年も桜まつりの時期に合わせて行うことにした」と話す。
ロゲイニングの発着地は福井市中央公園(大手3)で、制限時間は2時間。参加にはスマートフォンやタブレット端末などのモバイル機器が必要で、動きやすい服装での参加を勧める。チェックポイント数は昨年より多い約40カ所を予定。得点上位のチームには賞品を進呈する。
「昨年参加した人にも楽しんでもらえるよう、チェックポイントの数を増やしてエリアも広げた。街なかを歩くことで、ドア・ツー・ドアの移動では分からない福井の魅力が再発見できるのでは」と宮田さん。開催1週間前に延伸開業する北陸新幹線を引き合いに、福井観光を兼ねた遠方からの参加も呼びかける。
各日午前・午後に行う。参加費は1チーム2,000円。定員は各回25組。申し込み締め切りは2月29日。