チョコレート菓子専門店「横井チョコレート ショップ&ファクトリー」が2月3日、福井市にオープンした。
1月15日販売開始の新商品「スウィートリボン」(96グラム入り、1,707円)。フレーバー4種(あまおう、ユズ、抹茶、ラムネ)をセットにした
チョコレート菓子製造販売の横井チョコレート(高柳1)が、北陸新幹線延伸開業を見据えた観光誘客の取り組みとして開店した。ガラス越しに工場を見ることのできる店内に、独自ブレンドした製菓用チョコレート「クーベルチュールチョコ」などを使った商品を並べる。
店舗面積は約80平方メートル。福井の新定番土産を目指した「YOKOI チョコラスク」、福井の織物産業から着想を得たという「シルクチョコ」、1月販売開始の「スウィートリボン」、「幸せのお裾分け」をコンセプトにした量り売りチョコレート「ショコラボヌール ~しあわせの割りチョコ~」(1グラム10円)などをそろえる。
呼び物は、直径28センチの円盤状チョコレート。ピザのように仲間同士でチョコレートをシェアする楽しみ方を提案する商品で、ハートをモチーフにした「ショコラボヌール ハート」のほか、「ナッツ&ドライフルーツ」「オレンジピール」「ホワイトラスク」「ベリー」「抹茶&こしひかりパフ」のフレーバーを用意した。
2016(平成28)年設立の同社にとって初の単独店舗で、今後、ジェラートやドリンクのテイクアウト販売も予定する。横井孝治社長は「当社のルーツである菓子問屋の経験から、チョコレート人気の高さをかねて実感している。世界一の原料でチョコを作ることをモットーとする当社設立の地を、わざわざ立ち寄ってもらえるような観光スポットとして育てていければ」とプランを描く。
営業時間は9時30分~18時30分(土曜・日曜・祝日は9時開店)。