福井県永平寺町の黒龍酒造(永平寺町松岡春日)が1月20日、新商品「黒龍×東京卍リベンジャーズ」の販売を始める。
11月まで講談社「週刊少年マガジン」に連載され、単行本の累計発行部数が7000万部を超えた漫画「東京卍リベンジャーズ」と同社のコラボレーション商品。作品内に登場するチーム「黒龍(ブラック・ドラゴン)」にちなんで企画し、約1年かけて準備を進めた。
コラボレーションは、同チームをめぐる闘いを描く「聖夜決戦編」がきっかけだったという。「作品のファンからコラボ商品を希望するメールなどが寄せられる中、昨年、『聖夜決戦編』のテレビアニメ化が発表された。アニメを見ながらお酒も楽しんでもらえればと、来年1月の放映開始に照準を合わせて企画を進めた」(経営企画部の高松雄平さん)。
化粧箱各面に、「黒龍」の歴代総長(初代・佐野真一郎、8代目・黒川イザナ、9代目・斑目獅音、10代目・柴大寿)のイラストを配置。パッケージは黒1色の濃淡で印刷し、見る角度によってキャラクターが見え隠れする仕様とした。
精米歩合50%、アルコール度数17度の大吟醸酒。高松さんは「漫画の世界観と黒龍酒造らしさを表現するため、さまざまな酒質から厳選した。キャラクターの力強さを感じさせる芯のある味わいが特徴で、普段あまり日本酒を飲まない方にも楽しんでもらえれば」と話す。
720ミリリットル入り、価格は5,500円。同社商品を取り扱う特約店で販売する(数量限定)。