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福井・鯖江で「サバエメガネメッセ」 眼鏡好き向けイベント「めがねフェス」も

「めがねミュージアム」(新横江2)で販売中の「めがねフェス めがね」(1本 100円)

「めがねミュージアム」(新横江2)で販売中の「めがねフェス めがね」(1本 100円)

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 福井県鯖江市で5月27日から、展示会「サバエメガネメッセ2016」が行われる。「鯖江市嚮陽(きょうよう)会館」(鯖江市桜町2)をメイン会場に、同市内3カ所での開催。

同イベントでのお披露目を予定する「めがね米」(300グラム 500円)

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 眼鏡フレーム国内シェア9割以上という「眼鏡の聖地」でのイベントで、眼鏡業界あげての展示会を産地で行うのは約20年ぶり。80社を超える企業が出展し、高度な技術やデザインを生かした最新眼鏡の展示、他業種への応用事例紹介、製造現場の見学ツアー「めがねファクトリーツーリズム」(要申し込み)などを行う。

 メイン会場では、眼鏡産地の取り組みを多面的に紹介する。メーカー約30社による最新オリジナルブランド展示、メタル枠で300工程以上という製造工程のダイジェスト、眼鏡製造実演、眼鏡型ウエアラブル端末やチタン加工技術を生かした医療器具の展示などを予定する。

 昨年、来場者約1万人を記録した眼鏡好き向けイベント「めがねフェス」も同時開催。眼鏡関係者が運営するバー「glass×glass」、メンバー全員眼鏡姿の「THE メガネーズ」などが出演する「めがねライブステージ」、パッケージに眼鏡をあしらった「めがね米」販売、眼鏡にちなんだハンドメード品のワークショップなどを行う。

 同会館東側の「サバエ・シティーホテル」(桜町3)では講演も。シーナリーインターナショナル(シンガポール)の齋藤峰明代表による「エルメスと日本のものづくり」、佐藤繊維(山形県寒河江市)の佐藤正樹社長による「地方発・世界ブランドの確立」のほか、パネルディスカッションもある。

 5月にリニューアルを予定する「めがね会館」(新横江2)では、福井産眼鏡の展示販売や手持ちの眼鏡調整を受け付ける「めがねショップ」、語り部による眼鏡の話などが聞ける「めがね博物館」、眼鏡型ストラップを製作できる「体験工房」などを開設する。

 同会館から車で約10分のイベントホール「サンドーム福井」(越前市瓜生町5)では5月28日・29日、テクノポップユニット「Perfume」のライブ「COSMIC EXPLORER」が行われる。眼鏡好きという福井市在住の30代女性ファンは「県外から福井に駆け付けるファンも多いのでは。SNSなどでファン向けに情報発信して、ライブと『メッセ』を合わせて楽しんでもらえるきっかけをつくれたら」と話す。

 入場無料。5月29日まで。

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