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福井駅西で「ふくい冬まつり」 若手経営者ら、冬の味覚「水ようかん」推しで開催へ

会場で販売される水ようかんの盛り付けイメージ

会場で販売される水ようかんの盛り付けイメージ

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 JR福井駅西の多目的広場「ハピテラス」(福井市中央1)で2月13日、「ふくい冬まつり ~水ようかんの巻」が開かれる。

「さくらいと」のメンバー。新曲「LOVE水ようかん ~箱推しでお願い~」は、西武福井店、ハニーやしろ店(以上、福井市)店頭での販売促進にも使われるという

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 福井の若手経営者らでつくる福井商工会議所青年部が、「冬をポジティブに楽しめる、春を待ち望む季節のイベント」の定着を目的に企画した。初開催となる今回は、福井の冬の味覚として親しまれる水ようかんをテーマに、県内の菓子店などが出店する販売コーナー、展示企画、ステージイベントなどを展開する。

 販売コーナーには、御菓子司あまとや、栄太楼、えがわ、久保田製菓、梅月堂、花えちぜん、お菓子処丸岡家、村中甘泉堂、餅の田中屋の菓子店計9店などが出店。各店の大箱・小箱水ようかんや、久保田製菓の新商品「飲む水ようかん」などを販売する。

 会場の一角では水ようかん川柳を基にした「ふくいのみりょくカルタ」を展示。ステージイベントでは、水ようかんトークセッション、同部観光アプリの紹介、同イベント公式サポーターを務める福井の伝統工芸応援アイドルユニット「さくらいと」のライブなどを行う。

 同ユニットは新曲「LOVE水ようかん ~箱推しでお願い~」を披露する予定。プロデューサーの川縁圭志さんは「曲の相談をもらったのは昨年10月ごろで、参加店の菓子職人さんに話を聞くなどして歌詞のイメージを膨らませた。家族や仲間で大箱の水ようかんをシェアするときの情景や喜びを、『箱推し』というアイドルらしい言葉に引っ掛けて曲を仕上げた」と話す。

 同部メンバーの田中日奈子さんは「コロナ禍で一番我慢を強いられているであろう子どもたちに、冬の1日を楽しく過ごしてもらえれば」と話し、「今後も、メンバーの本業や強みなどを生かしたテーマを設定し、まちの魅力や食文化を共に学んだり知ったりできる『季節の祭り』として定着させていきたい」とプランを描く。

 現在、福井県観光連盟主催のインスタフォトコンテストと連動し、水ようかんフォトコンテストも展開している。両団体の公式アカウント(@fukuiyeg、@fukuikankou)をフォローし、ハッシュタグ「#福井水ようかん2021」を付けた投稿で応募が完了する。居住地や枚数の制限はなく、応募作品から数人を優秀賞として選定する。応募は1月31日締め切り。

 開催時間は10時~16時。入場無料。新型コロナウイルス感染症の状況により内容が変更になることがある。

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