福井県鯖江市を舞台にしたオンラインツアー「めがね旅行」が8月7日・8日に行われる。
昨年、実行委員会に寄せられた「めがねよ、ありがとう作文」の一部。今年は国内外から310通の作品が寄せられた
8月上旬に開催予定だった「めがねフェス2021」のプログラムとして企画されていた同ツアー。新型コロナウイルス感染再拡大で同フェスが中止となったことから、福井県眼鏡協会(鯖江市新横江2)などでつくる実行委員会が当初の内容を一部変更して行うこととなった。
ツアーは、会場ぐるり一周オンラインツアー(7日)、新作めがね・限定めがねに会える! POP UP GALLERYツアー(8日)の2コースで展開する。7日は、同協会公認「めがね大使」のCUTIEPAI・まゆちゃんをゲストに迎え、日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」でも取り上げられた「メガネリンピック」中継などフェスの魅力を紹介。8日は、同フェス「ポップアップギャラリー」出展社や眼鏡の紹介、プロによる眼鏡工場案内、「めがね供養塔」参拝などを行う。
いずれもツアー所要時間は約1時間で、ツアー後に30分程度の質問コーナーを設ける。参加者にはお土産の進呈もあり、7日=同フェス特製「紙めがね」と特製缶バッジ、8日=同フェス特製「紙めがね」と非売品の眼鏡生地サンプルを用意する。
コロナ禍によるフェスの開催中止は昨年に続き2回目。実行委員会スタッフは「(コンセプトの)『めがねに、会いたい。』がまた失われてしまったが、眼鏡を愛する皆さんと産地がつながる時間をつくりたいと考え企画した。来場予定だった方、いつか行ってみたいと考えている方、どこにも行けなくて暇だという方など、多くの方に参加いただければ」と呼び掛ける。
関連イベントとして8月7日11時から、FM福井で「帰ってきた大人めがね ラジオめがねフェス2021~めがねよありがとう~」の放送を予定する。同局の堀謙さんがパーソナリティーを務め、今年で4回目となる「めがねよ、ありがとう作文」上位入賞作品の発表と朗読、受賞者への生電話インタビューなどで構成する。
オンラインツアー開催時間は14時~。料金は各500円。申し込み締め切りは、各ツアー開催前日の17時。