福井県眼鏡協会(鯖江市新横江2)が現在、「2021年 第4回 めがねよ、ありがとう作文」読者大賞のオンライン投票を受け付けている。
「めがねよ、ありがとう作文」は8月7日・8日、めがねミュージアム(同)など市内の会場で行う「めがねフェス2021」に合わせて行うコンテスト。眼鏡にまつわる家族や友人のエピソードや、供養する眼鏡への感謝の言葉などを募集する企画で、今年は国内外から310通の作品が寄せられた。
公式ホームページに掲載中の12作品から1作品を選び、作品の感想、氏名、連絡先、「めがねよ、ありがとう作文」を知ったきっかけ、眼鏡産地やめがねフェスへのメッセージなどを書き添えて投票する。投票は1人につき1回。入賞作は8月7日、同フェス会場と公式ホームページで、今回新設の「めがねのまちの本屋賞」受賞作などと共に発表する。
めがねのまちの本屋賞審査員で、AKUSHU BOOK&BASE(福井市大和田2)ストアマネジャーの石田美香さんは「短い文章ながら前向きな気持ちになれる起承転結のある作品が多く、時に涙腺を緩ませながら審査に臨んだ。個性が表れる直筆の作品が多かったのも印象的だった。私自身も長く眼鏡を愛用しており、普段当たり前に使っている眼鏡のありがたさを改めて実感した」と振り返る。
同フェスは今年が8回目で、「めがねに、会いたい。」をコンセプトに、めがね供養、めがねグッズ販売、めがねワークショップ、めがねグルメグランプリ、めがねステージなどのプログラムを展開する。「来年のめがねフェスに向けての下見に」と呼び掛ける、オンラインツアー「めがね旅行」も行う。
読者大賞応募は7月31日締め切り。