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福井駅西で「幸せ もちもち 満腹祭」開催へ 餅消費量日本一の食文化、広く発信

福井駅西のハピリンホールで行われた記者会見の様子

福井駅西のハピリンホールで行われた記者会見の様子

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 食のイベント「幸せ もちもち 満腹祭 2020」が12月5日・6日、福井駅西の屋根付き多目的広場「ハピテラス」(福井市中央1)で行われる。

イベントに合わせ、福井の餅文化のいわれなどを紹介する「ふくいのおもち歳時記」も制作する

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 2023年春予定の北陸新幹線福井駅開業に向けたプレイベント事業の一環で、油揚げをテーマにした「あげフェス」、海の幸をテーマにした「越前若狭紅白味自慢」に続く2020年度事業の第3弾。福井市における2017(平成29)年度の餅消費量日本一(2人以上の世帯1世帯当たり、福井県発表)という食文化にもちなみ、県内の菓子店主などでつくる実行委員会が企画した。

 会場ではシンボルとなる「菓祖神・田道間守命(たじまもりのみこと)」を据え、おろし餅、フルーツ大福など「ふくいの人気もち」と題した実演・販売ブース、福井の土産物「羽二重餅」のPRコーナー、「疫病終息祈願餅」の販売などを展開。「みんなで餅つき、みんなでお供え」をうたった餅つきパフォーマンスも行う。

 実行委員会スタッフは「福井県は仏事の伝承が深く根付いている風土で、冬の保存食や子どものおやつなど、餅が福井を代表する食文化として位置付けられている」と説明した上で、「誰もが予測できなかった新型コロナウイルスの脅威に見舞われた2020年。歳末の時期に行う本イベントを通して、新しい年を迎える人たちの幸せや健康を願うことができれば」と話す。

 開催時間は10時~16時。入場無料。問い合わせは実行委員会事務局(TEL 0776-22-0834)まで。

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